緑区災害時合同訓練を実施しました
《小谷小学校避難所運営委員会・緑区役所》

　緑区長の石井です。
　長い夏が過ぎさりようやく秋の深まりを感じられる季節となりました。朝晩と日中の気温差が大きい日もありますので、体調の変化にお気をつけください。

　伊豆諸島では、続けて接近した台風22・23号による大雨、暴風に見舞われ、避難所であっても大きな被害が発生しました。避難されていたご高齢の方々など本当に怖い思いをされたことと思います。お見舞いを申し上げます。
　災害が身近になってしまった昨今、風水害や地震への備えは当たり前のこととして、日頃の準備が必要になっています。区としても災害時に迅速な対応が図られるよう取り組んでまいります。

　さて、10月11日に緑区災害対策合同訓練を実施しました。例年、九都県市合同防災訓練の一環として、各区の避難所運営委員会の皆さまにご協力いただき、重点会場として公開訓練を行っていただいていますが、緑区では重点会場となった避難所運営委員会の訓練と歩調を合わせ、区対策本部の訓練を行っております。今年度は、小谷小学校避難所運営委員会の皆さまご協力により、地震発生を想定した合同訓練を実施しました。
　今回、同避難所運営委員会のご要望により、区の職員も小学校体育館に伺い、委員の皆さまとともに、避難者の受付、防災トイレや段ボールベットの組み立てなどの作業をさせていただきました。
　雨の中、地域の皆さまもお越しくださり、お招きした千葉県DWAT（千葉県災害福祉支援チーム）の皆さまからは活動の紹介、高齢者や障害のある方へのお声がけの実演があり、その後のクイズでは、参加された方々、子どもたちからもたくさんの手が挙がりました。初めての試みとなる宿泊訓練も行われ、地域の皆さまも体育館での一夜を体験され、翌朝は、ラジオ体操、朝食には非常食を召し上がってくださったと伺っています。地域づくり支援課の職員も翌朝までご一緒させていただきましたことは、大変有意義なことでありました。
　こうした地域の皆さまとのコミュケーション、顔を合わせた訓練が実際の災害時にどんなにか役立つか、改めて職員一同認識を深めたことと思います。
　ご協力いただきました小谷小学校避難所運営委員会の皆さま、地域の皆さま、DWATの皆さまに感謝を申し上げます。ありがとうございました。