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更新日:2024年4月18日

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令和6年度 学校経営方針

1.経営の基本方針

全職員がお互いの人間関係を大切にし、共通理解と連帯感のもとに力を結集し、「行きたい学校」、「通わせたい学校」「働く意欲にあふれる学校」「地域に愛される学校」を築く。

  1. 子ども一人一人をしっかり見つめて、良さや個性を生かし、どの子にとっても居場所のある楽しい学校づくりに努める。
  2. 様々な活動を通して心身ともに健やかな子どもの育成を目指すとともに、ユニバーサルデザインを適切に取り入れ、どの子も学びやすい学習環境となるよう努める。
  3. 職員同士が信頼と敬愛で結ばれた、健康で明るい職場づくりの推進に努める。
  4. 地域から愛され、必要とされる学校となることを目指す。

千葉市教育施策の基調   人間尊重の教育

【目標】   

  1. 児童生徒の資質能力の育成
  2. 児童生徒の育成を支える教育環境の整備

千葉市学校教育推進計画

  • 目指すべき子どもの姿・・・夢と思いやりの心を持ち、未来を拓く子ども
  • 教育目標・・・・・・・・・自ら考え、自ら学び、自ら行動できる力をはぐくむ

2.学校教育目標

「あたたかい心と健やかな体で未来を拓く子どもの育成」

  •  はきはきした元気な子ども
  •  仲よく助け合う子ども
  •  しんぼう強くやり抜く子ども
  •  学び合い共に伸びる子ども

3.目指す学校、子ども、教師の姿

目指す学校像

  • よりよい子ども同士の関わり、教師との関わりから、今日一日が楽しく、明日も夢と希望をもって登校しようと思える学校
  • 明るく活気があり、子どもや職員が生き生きと活動している学校
  • 授業が「わかった」「できた」「次の学習が楽しみ」と感じ、自信をもつことができる学校
  • 子どもの気持ちに寄り添い、話をよく聞き、適切に支援をすることで子どもや保護者から信頼される学校
  • 活動の幅が広がるよう、学年の発達段階に応じて教育環境を整えた学校
  • 保護者や地域の方と連携、協力し合い、子どもをあたたかく育む学校

目指す子ども像

  •  はきはきした元気な子ども   明るく快活で心身ともに健康でたくましい子どもの育成
  •  仲よく助け合う子ども     友だちを大切にし、互いに認め合い励まし合うやさしい子どもの育成
  •  しんぼう強くやり抜く子ども  物事に集中し、精一杯の力を出して最後までやり抜く子どもの育成
  •  学び合い共に伸びる子ども   意欲的に課題に取り組み、筋道を立てて追及する子どもの育成

 ★具体的な内容

  1. 自分で考え、判断し、その場に応じた正しい行動ができる。
  2. ルールを守って生活できる。
  3. 誰に対しても、明るい挨拶や気持ちのよい返事ができる。
  4. 思いやりの心をもち、人にやさしく接することができる。
  5. 相手の立場や意見を尊重し、協調できる。
  6. 校歌を大きな声で美しく歌うことができる。
  7. 進んで学び、自分の考えや思いをわかりやすく表現することができる。
  8. 目標をもち、目標達成に向けて根気強く取り組むことができる。
  9. 感動する心をもち、自分の生き方を考えることができる。
  10. 学び方を学ぶことができる。
  11. 学びを次の学びに生かすことができる。
  12. 様々な見方・考え方・表現から、よりよいものを追求することができる。
  13. 諸活動(清掃、係活動、委員会活動、行事等)に、協力して取り組むことができる。
  14. 地域の一員としての自覚をもち、すすんで地域に貢献することができる。

目指す教師像

  • 課題意識を持ち研修に励む教師
  • 組織の一員として知恵を出し合い、労をいとわず協働する教師
  • 明るく健康で、子どもとのふれあいを大切にする教師
  • 子どもの成長に生きがいを感じ、保護者や地域から信頼される教師

4.本年度の重点・努力事項

(1)児童理解の徹底

1.あらゆる場を通して児童と多く触れ合う機会の確保に努め、的確な助言・支援に努める。(一緒に休み時間に遊ぶ、必要に応じた個別の面談の実施など)
2.日常の観察評価⇒指導・支援に努める。
3.生徒指導・特別支援教育・教育相談をより充実させ、全職員で取り組む組織対応の充実に努める。
4.子どもサポート会議を開催し、情報共有と手立て(次の一手)の検討を進める。
5.教育相談に関する研修を推進する。
6.スクールカウンセラー・関係諸機関との連携を積極的に進め、不登校解消・児童一人一人の悩みの解消に努める。
7.児童の心身の変化に敏感に対応し、不登校にさせないための指導に注力する。
8.保護者との信頼関係を構築し、児童一人一人の心のケアを図る。
  • 登校支援のための段階的登校方法等を工夫する。
  • 日々の連絡を丁寧に行う。また、面談の時間を大切にし、同じ方向を向いて支援にあたる姿勢を明確にする。
9.いじめ防止対策推進法に基づき、いじめ防止と早期発見に努めるとともに、その対応策を検討する。
  • いじめ防止対策推進会議を設置、特別支援教育、教育相談、カウンセラーとの連携を強化し、充実させる。

(2)学習面の指導・支援の充実

1.児童の実態を踏まえ、「付けたい力」「ねらい」を明確にした学習内容・学習指導に努める。
2.学習指導要領の趣旨に添い、「主体的・対話的で深い学び」を育む個別最適な学びの実現に向けた指導・支援の推進に努める。
3.「基礎・基本」の徹底に努める。
4.学習目標を児童と共有するとともに、振り返りの場を大切にし、次時に生かすことができるようにする。
5.言語活動の充実を図り、表現力の育成に努める。
6.問題解決学習の推進に努める。
7.指導と評価の一体化
8.探究的な学習の質を高める協働的な学びの工夫、体験的な学習の充実・推進に努める。
9.ギガタブ・コンピュータ・大画面テレビ等、Society5.0の時代を生きる児童の学びの場を充実させるために、ICT機器(教育機器)の効果的な活用に努める。

(3)特色ある教育活動や特別活動の充実

1.たてわり活動でのリーダーシップの育成や自己肯定感の向上等を図り、豊かな心の育成に努める。
2.児童の良さや個性を生かし、主体的な活動を重視した取組に努める。
3.計画的な実施と、PDCAサイクルを位置づけ、より良い活動の推進に努める。【たてわり活動、花の子アカデミー、各種壮行会、卒業おめでとうの会等】

(4)道徳教育の充実

1.道徳教育推進教師を中心に道徳教育の充実と全教育課程における、心を育む取組につとめる。
2.いじめをしない、許さないことを徹底し、児童の人間関係や様子の変化等、日々の観察と実態把握に努める。
3.児童の自己肯定感を高めるとともに、かけがえのない命の大切さを自覚し、周りの人たちへの感謝の心の育成に努める。

(5)特別支援教育

1.特別支援教育への理解に努める。

・通常学級における特別支援教育に関する具体的な研修の推進
・特別支援教育コーディネーターを中心とした支援体制の確立
・特別支援学級との適切な交流活動の推進

2.特別な支援を必要とする児童の支援方法に関する共通理解に努める。

・授業のユニバーサルデザイン化の積極的推進
・個々の児童の自立に向けた支援方法の検討と実践(「個別の教育支援計画」の策定)
・個々の状況観察・記録及び支援内容の改善(「個別の指導計画」の立案と活用)
・個別の指導記録を作成し活用する中で情報を共有する。また、指導計画を評価し、見直す。

3.ことばの教室、さくらんぼ教室での指導や支援の在り方については校内研究等で全職員が共有し、理解に努める。

(6)体力の増強と、学校保健安全の充実

1.体力増進への計画的な取組と、健康への自己管理能力の育成に努める。【体力づくり・各種検定・体育的行事・陸上大会・球技大会・表現運動発表会等】
2.養護教諭とともに、保健学習・保健指導の充実に努める。【身体測定の機会や、発達段階に応じた心身の成長についての指導等の場を適切にとらえて】
3.望ましい食習慣の形成を目指した実践的態度の育成を図る。【望ましい食生活を目指した食に関する指導及び給食指導を栄養士とともに行う。】
4.保健安全への対応能力の育成に努める。

(7)防災・防犯意識の向上と、非常変災時における対応の準備と充実

1.非常変災時における対応マニュアルの整備・充実に努める。
2.近隣小中学校や幼稚園・保育所・地域の自治会との連携を充実させる。
3.防災・防犯訓練の充実に努める。【防災・防犯訓練・行政機関との連携・近隣校や地域との連携】

(8)教育環境の整備と充実

1.効果的な学習環境となるように、各教室、特別教室の掲示等の教育環境の整備に努める。また、学年室や多目的スペースの有効活用に努める。
2.学習した内容や、見通しが児童によくわかる掲示や、夢と感動や季節感のある環境づくりに努める。
3.児童の活動や作品を生かした環境づくりに努める。
4.学習センターとしての図書室・コンピュータ室の整備・充実に努める。
5.清掃活動の充実を図り、美しく、整理整頓された使いやすい学習環境の充実に努める。【各教室・学習室・図書室・コンピュータ室・体育館・特別教室・清掃指導】
6.授業に集中できるよう、教室前面の掲示物の省略化を可能な限り行う。(ユニバーサルデザイン)

(9)研究・研修の充実

1.校内研修や実技研修の充実に努める。
2.特別支援教育、生徒指導、人権尊重教育、キャリア教育、国際理解教育、環境教育、ボランティア教育等、今日的な課題の研修に努める。
3.日常的に聞き合い、教え合い、情報交換を行うなど教職員同士が互いに切磋琢磨し、助け合って研修の充実に努める。
4.教育センターの研修等への積極的な参加及び長期休業等を活用した個人研修の充実を図る。(それぞれの年代に合った適切な研修を積極的に受講できる環境を整える。)

(10)家庭・地域との連携

1.PTA活動の推進に努める。
2.地域訪問、保護者面談、学習参観、学級懇談会等を活用して、保護者・地域との連携強化に努める。
3.保護者向けの各種お便りは「やさしい日本語」で記載されたものを裏面に載せる等、必要最低限の情報を確実に保護者に理解・把握していただけるよう、努める。
4.児童の健全育成にかかわる地域団体や、保護者ボランティア、アフタースクール等との連携強化に努める。
5.近隣幼稚園、保育所、小学校、中学校との連携に努める。
6.地域と連携した行事の充実に努める。
地地域訪問、保護者面談、学級懇談会、PTA総会、PTA運営委員会、中学校区各部会、青少年育成委員会、パトロール、読み聞かせ、芸術鑑賞会、幼保小交流活動、中学校入学説明会、学校評議員会、学校教育ボランティア活動、セーフティウォッチ活動、地域教育協議会等

(11)「夢と思いやりの心を持ち、未来を拓く子ども」の育成

1.千葉市教育目標「自ら考え、自ら学び、自ら行動できる力をはぐくむ」を受け、それぞれの学年の発達段階や実態に応じて、毎日の授業や学年、学級経営の充実を図る。
2.PDCAサイクルを位置づけ、昨年度の反省を生かした教育活動の推進に努める。
3.学力・学習状況調査や新体力テストの結果の活用を図る。
4.幅広い観点から児童を評価し、累積に努める。
5.小規模校の特色を生かし、全職員で児童を見守り育む体制作りに努める。
6.市立図書館の貸し出し用図書カード作成を勧め、読書に親しむ機会をもつことができるよう働きかける。