緊急情報
更新日:2023年3月31日
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・地縁関係の希薄化等に伴う地域の担い手不足等により、地域においてはコミュニティ機能の低下が問題となるなど、地域を支える力の弱体化が懸念されています。
・区役所は地域における総合行政機関として、地域の力・絆を強化し地域課題解決に結びつけるための支援体制の強化など、これまで以上に区役所が中心となって地域を支援することが必要になります。
・そこで、千葉市基本計画の策定に併せ、また、政令指定都市移行30年を契機として、これまでの取り組みの検証を行い、10年後の地域社会を見据えた目指すべき区役所の姿を示すため、「区役所のあり方基本方針」を令和5年3月に策定しました。
第1章_策定の趣旨
第2章_区行政の取組みに関する「検証」
第3章_本市を取り巻く変化及び持続可能な地域コミュニティ
第4章_区役所の目指すべき姿及び目指すべき姿の実現に向けた取組み
・区行政の取組みに関する「検証」で出てきた課題と、本市を取り巻く変化及び地域コミュニティを持続可能なものにしていくための視点を踏まえ、10年後の地域社会を見据えて区役所が果たす役割を「区役所の目指すべき姿」として整理しました。
・区役所へ寄せられている様々な分野における多数の相談をしっかり受け止め、対応し、必要に応じて適切な窓口へつなぐことは、区役所における非常に重要な機能であり、行政サービスの入口部分です。
・区役所は、これからも市民からの相談を受け止めて、市民に寄り添う相談窓口であり続けていきます。
・区役所は、地域コミュニティを維持していくため、地域で活動する団体との連携を進めるとともに“地域ハブ※”としての役割を担っていくことが必要です。
※地域ハブ:地域コミュニティにおける中心として、個人・団体をつなぐ結節点としての機能がある拠点。
・地域課題の解決に向け、地域への支援を一体的に行う体制を整備するため、各区に地域づくり支援課を新設し、市民や地域が主体となったまちづくりの推進に取り組んでいきます。
・区役所は、複雑多様化している地域課題を解決するため、地域に身近な行政機関として、地域の意見等を踏まえながら、本庁との連携により、市の施策を推進していくことが重要です。
・今後は、地域活動団体のみならず、社会福祉協議会や公民館、学校など、地域に関わる関係機関や地域の実情を把握している人材との連携を一層深めていき、地域課題解決に向けて、地域とともに歩んでいきます。
・区役所は、自主防災組織等への支援のほか、地域の状況に合わせた相談支援に取組み、地域防災力の向上を図り、災害時において発生し得る被害を最小化する「減災」に取り組んでいきます。
・実践的な研修や訓練を通じて、区災害対策本部の災害対応力を向上していきます。
・市民の来所等に伴う負担を軽減するため、ライフスタイルの多様化に対応した、一人ひとりに合ったサービスや情報の提供など、申請手続等のデジタル化を更に進めていきます。
・職員が市民と向き合う時間を確保するため、業務プロセスの見直しに取り組んでいきます。