千葉市デジタル平和資料館 > 戦争の記憶 > 戦跡マップ > 気球聯隊ダイヤモンドトラス

更新日:2025年6月13日

ここから本文です。

気球聯隊ダイヤモンドトラス(千葉公園内)

ダイヤモンドトラス

ダイヤモンドトラス2

(制作協力:株式会社ジェイコム千葉)

解説

陸軍気球聯隊は、昭和2年(1927年)、 現在の埼玉県所沢市から千葉市稲毛区作草部に移転してきた日本陸軍で唯一の軍用気球を扱う聯隊でした。気球聯隊では敵地の偵察や砲弾の着弾点を観測するための訓練を行い、戦時中は気球部隊を戦地に派遣し、太平洋戦争末期には風船爆弾の実施部隊となりました。
気球聯隊には気球を入れる格納庫が2つあり、第二格納庫は昭和9年(1934年) に完成、大きさは間口38m、奥行き44m、高さ18.5m、かまぼこ屋根の巨大な建物でした。昭和20 年(1945 年) の千葉空襲で焼け残った第ニ格納庫は戦後長く民間の倉庫として使われましたが、令和2年(2020年) に老朽化のため解体されました。
この鉄骨は第二格納庫で使われた「ダイヤモンドトラス」と呼ばれる立体構造材の一部で、解体時に切り出したものです。細い鉄骨材で三角形をつくり、アーチ型に組み合わせることで、柱のない大きな空間を足場なしで建設することができる、構造技術者 野澤一郎氏による戦前の著名な発明でした。
この展示はコンクリート基礎から斜めに立ち上がるダイヤモンドトラスを再現しており、外側には赤いサビ止め、内側は銀色のペンキで塗られていたものを復原しています。

気球と格納庫

九五式偵察気球と第二格納庫 (昭和初期)

旧気球聯隊第二格納庫

旧第二格納庫(令和2年度に解体されました)

解体中の格納庫

旧第二格納庫 解体工事全景 令和2年(2020年)

解体前の記録映像

このページの情報発信元

市民局市民自治推進部市民総務課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟8階

ファックス:043-245-5155

somu.CIC@city.chiba.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?