これまでのドローンの取組み
2022(令和4)年度の実施状況
1. ドローン宅配社会実装サポート事業
※ドローン活用推進事業は、こちら
2021(令和3)年度までの実施状況
千葉市では、東京湾臨海部の物流倉庫から、ドローンにより海上や河川の上空を飛行し、幕張新都心内の超高層マンション各戸へ生活必需品や医薬品(処方薬を含む)等を配送するドローン宅配構想を掲げ、その実現に向けてこれまで実証実験を行ってきました。





各関係機関のご協力のもと、これまで次の取組を実施してきました。
- 宅配デモ(2016.4)…都市部初となるドローンのデモンストレーションを幕張新都心内の大型商業施設・高層マンションで実施
- 上空気象観測(2016.7)…観測装置にて気象観測を実施し、地上と上空の観測データ(風向・風速)を比較(高度50m及び高度130m)
- 遠隔制御・上空電波測定(2016.10)…幕張新都心若葉住宅地区(ドローン)とACSL本社(制御局)間における遠隔制御実験・上空の電波調査(垂直方向:高度50mまで、水平方向:距離200m程度)
- 宅配デモ(2016.11)…千葉市ドローン宅配構想の縮図をイメージした荷物配送のデモンストレーション(ドローン用ショッピングアプリ、LTEを活用した遠隔制御、都市部における海上飛行、安全対策としてパラシュート装着)
- 東京湾上空飛行(2017.6)…プロロジス倉庫(市川市塩浜)から離陸し、東京湾(市川航路)上空を飛行し、市川航路入口付近の航路を外れた場所でUターンした後、ルートを戻り倉庫に着陸(往復12.8km)
- GPS-非GPS切替(2018.9)…実際の物流倉庫(千葉市地方卸売市場内)を使い、屋内の非GPS環境から屋外のGPS環境への飛行を経由した荷物配送に係る要素技術の実証
- 宅配デモ(2018.10)…千葉市が計画する宅配構想の最後のシーンであるマンション個宅への配送を想定した、ドローンと地上配送ロボット(UGV)による宅配実証(花見川緑地(公園)河川・道路 片道約600m)
- 東京湾上空飛行(2020.2)…より社会実装に近い飛行形態として、SHIRASE5002(船橋市)から県立幕張海浜公園(千葉市)まで約6kmの距離をレベル3(無人地帯での目視外・補助者なし)飛行
- 花見川上空飛行(2021.2)…千葉市が計画する宅配構想のルートとして想定される花見川上空を飛行。JR京葉線鉄道橋や美浜大橋の上空を横断
- 東京湾上空飛行(2021.12)…東京湾臨海部の物流倉庫から幕張新都心マンション屋上まで約12kmの長距離飛行を飛行レベル2にて実施

東京湾岸エリアに位置する横浜市から千葉市間の約50kmを縦断する新たなプロジェクトも実施しています。
- 東京湾縦断飛行(2021.6)…横浜市・千葉市間(約50km)の東京湾縦断飛行を飛行レベル3(無人地帯での目視外・自律飛行)にて実施
- 東京湾縦断飛行(2022.3)…垂直離着陸が可能な新型機体による長距離飛行に加え、準天頂衛星システム「みちびき」を活用し、ドローンステーションへの着陸を実施
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