緊急情報
更新日:2024年2月6日
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平成29年、加曽利貝塚は「特別史跡」に指定されました。これは、史跡の中でも「学術上の価値が特に高く、我が国文化の象徴」として認められたということで、遺跡の中の「国宝」に相当します。
千葉県初の「特別史跡」であるとともに、貝塚として日本初の指定です。
全部で7分35秒の映像です。ぜひ、ご覧ください。
縄文時代、千葉市には多くの人が生活しており、多くの人類の歴史の足跡が刻まれています。
中でも若葉区の桜木8丁目ほかに位置する「加曽利貝塚」は、縄文時代中期(約5000年前)と後期(約4000年前)の、時期の異なる2つの貝塚が連結して上空から見ると「8の字」状になっている貝塚で、加曽利貝塚縄文遺跡公園として整備・公開されています。
形成時期の異なる南北二つの貝塚それぞれに貝層断面観覧施設があり、貝の大きさや種類、堆積のようすの違いなどを比較しながら見学することができます。
過去の調査で竪穴住居跡が発掘された場所に実物と同じ大きさの竪穴住居を復元しており、内部を見学することもできます。
加曽利貝塚PR大使「かそりーぬ」です。縄文時代中期の「加曽利E式土器」を頭にかぶり、貝塚で一番数の多い「イボキサゴ」という貝の首飾りをつけている縄文犬です。
令和5年4月1日、特別史跡加曽利貝塚に「かそりえ」がオープンしました。
「かそりえ」は見学者の利便性の向上を目的に、見学者が休憩をしたり、博物館にかかわる体験学習などの会場として利用したりする施設です。
この「かそりえ」は、令和4年12月に愛称の公募を行い集まった158件のアイデア中から決定した名前です。
加曽利貝塚にある「家」のようにくつろげる場所という意味を込め、「かそり+いえ」で「かそりえ」としました。
また、訪れる人と人、あるいは縄文時代とつながる(リエゾン)場となるようにとの願い、「加曽利へ」是非お越しくださいとの想い、訪れる人々が様々な活動に参加できるアトリエ(作業場)等の意味も込められています。
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