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更新日:2019年12月4日
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心の輪を広げる体験作文
小学生部門 優秀作品
「あきらめないという同じ気持ち」
吉田 光
(千葉市立弁天小学校 5学年)
去年ぼくは、弁天小学校に訪問に来た、ウィルチェアーラグビーを体験しました。ウィルチェアーラグビーは専用の車いすで四人一チームで得点を競う障害を持った人のスポーツです。
見て最初に思ったことは、車いすなのにラグビーのように接しょくプレーが認められていてとてもはくりょくがあるということです。別名、車いすの格とう技ともよばれているそうです。ぼくもパラリンピックのように障害を持つ人がやるスポーツがあるのは知っていたけれど、これほどはげしくぶつかりあうハードなスポーツは初めて見ました。ゲーム中には、車いすが当たって倒れてしまう時もあります。そんな時も独りで起き上がったり、チームの人が助けてあげてまたすぐに戦っていました。ぼくは、例え障害のある人でも全力でいきいきとやっている姿を見てかっこいいなと思いました。
その後には、自分たちも、車いす体験をしました。まず車いすから落ちないように、ベルトで体をしっかり固定して準備をしました。そして、プロの選手がぼくにタックルをしたのです。鉄がぶつかるすごい音としょうげきを体験しました。次に、自分で車いすを動かします。自在に走らせるのは、かなり難しくて、車いすに乗って高速で戦っている選手の人たちは本当に、すごいと思いました。
その後ぼくは、ウィルチェアーラグビーのことをもっと知りたくて、調べてみました。そうすると日本代表のキャプテンの池ゆきのぶ選手のことを知りました。池選手は十九才の時に交通事故で大けがをして、友達3人の命と、自分の左足と生きる元気を失ってしまったそうです。
でも、ある時池選手が苦しいリハビリをしている所を見たおばあさんから
「自分もしっかり生きようという勇気をもらえた。」と言われたそうです。この事が転機になって立ち直り、友達の分まで自分がしっかり生きると決意したそうです。さらに、パラリンピックで金メダルを取ろうとがんばっているそうです。
ぼくは池選手のことを調べてみて、どんな時でも、あきらめないということを知りました。そして、障害者の人達も夢を持って一生けん命生きている人達がいるということが分かりました。そして、日本代表として戦う池選手をパラリンピックで応援したいと思いました。
ぼくは、池選手やほかのスポーツの選手を見て人としてとてもかっこいいと思います。その理由は、池選手もほかのスポーツ選手も自分で決めた目標を果たすために、ひたむきに努力をし続けているからだと思います。ぼくも池選手みたいに目標にむかってひたむきに努力し続けられる人になりたいです。
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