地震対策

 
IV 避難の知識
 
 

1. 避難のタイミング

 
  1. 自宅倒壊の恐れ、火災の延焼など危険を感じたとき
  2. 防災関係機関などの避難指示があったとき

など

 

2. 避難の心得8か条

 
  1. 避難する前に、もう一度火元を確かめ、ブレーカーも切る(ガスは元栓を締める)。
  2. 家には避難先や安否情報を書いたメモを残す。
  3. 荷物は最小限にする。
  4. ヘルメットや防災ずきんで頭を保護し、長袖や長ズボンなどの安全な服を着用する。
  5. 避難は徒歩で(車やオートバイは使用しない)。
  6. お年寄りや子どもへは声をかけ、手をしっかり握る。
  7. 避難場所へ移動するとき、狭い道、壁ぎわ、川べりなどは避ける。
  8. 近所の人たちと集団で。避難は近所の小・中学校などの避難場所へ。
 

3. 避難するときの服装

 
化繊より木綿製品を着用
非常持ち出し品はリュックサックで
長袖、長ズボンで
靴は底の厚い、はき慣れたもの
ヘルメットや防災ずきんで頭を保護
軍手を着用

避難するときのルール

避難するときは混乱防止のため、決められたルールと秩序を守り、お互いに協力し合うことが大切です。とくに、乳幼児、高齢者、病人、体の不自由な人を安全に避難させるために日頃から十分な対策を立てておきましょう。

また、災害時に車で避難すると、避難場所やその周辺が車で混雑し、かえって避難が遅れます。救護活動もできなくなってしまいますので、自分の都合だけを考えた車での避難は絶対にやめましょう。