地震対策
V 津波に備える |
1. 津波はどのように襲ってくるのか |
●海底で起きた地震が原因で、海水が陸地に押し寄せる現象を津波といいます。
大陸プレートの先端が引きずり込まれ、歪みが増します。 |
歪みが限界に達すると破壊し、はね返ります。 |
津波は浅いところや入り江で急に大きくなります。 |
●気象庁が発表する「津波の高さ」とは、海岸付近の海面がどのくらい高くなるかをいいます。
●津波の高さは、海岸や湾の地形によって予想された数倍に達することがあります。
●津波が、海岸を駈け登ることを遡上といい、ときには数10mに及ぶことがあります。
この高さを遡上高といいます。
2. 津波警報・注意報とは |
●日本の沿岸で起こる大地震による津波予報は、地震発生後2~3分程度で発表されます。
●津波の高さは、地震の規模(マグニチュード)や起こり方によってちがいます。
●津波予報は、全国を小さな予報区(右図)に分けて、それぞれの地域で予想される津波の高さを、津波警報と津波注意報に分けて発表します。