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更新日:2023年6月1日

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市民の声:ふるさと納税の返礼品について

要旨

ヘラクレスオオカブトをふるさと納税の返礼品にすることは、以下の問題があると考えるため反対である。
1、返礼品を受け取った者が、適切に飼うための設備や十分な知識を持っているかどうか分からず、死なせてしまったり捨ててしまったりする可能性がある。
2、返礼品が野外に捨てられるなどして、生態系の破壊を引き起こすおそれがある。
3、生きものをモノのように扱うことは、生命の尊重や動物愛護の精神を蔑ろにするものであり、倫理的によくない。
また、環境省は、「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト」において、外国産カブトムシ全種を定着予防外来種に選定している。外来生物を送ることは控え、市が誇れる特産品や取組み等を選定した方が市の魅力をPRすることができるのではないか。

回答内容

ヘラクレスオオカブトについては、ふるさと納税の返礼品に関して総務省が定めているルール等に合致していることや、取扱事業者において合法的に取引されていることから、本市のふるさと納税の返礼品の一つとして登録したところです。その後においても、総務省のルール等の状況に変化がないことから、登録を取り消し、返礼品から除外することは、現状では難しいものと考えております。
なお、ご指摘、ご懸念されている内容につきましては、ごもっとものことと認識しており、以下のとおり対応しております。
まず、飼育に必要な適切な設備や知識等に関するご指摘については、返礼品の送付の際、取扱事業者より寄附者へ電話連絡を行い、飼育方法について詳しく説明を行うとともに、発送の際には、必要な知識を手元で確認できるよう、飼育方法の説明書を同梱しております。また、飼育に関する不明点などを取扱事業者に直接相談できるよう、連絡先を案内し、適切な飼育をサポートできる体制を整えているところです。
次に、屋外に捨てられた際の生態系への影響に関するご指摘については、屋外へ捨てられることのないよう、取扱事業者から寄附者への電話連絡の際に、放虫の禁止を伝えておりますが、今回いただいたお手紙を契機に、取扱事業者と協議を行い、ふるさと納税サイトや返礼品に同梱の説明書においても放虫を絶対にしないようにお知らせすることに加え、寄附者の都合により飼育が困難になった場合、取扱事業者が無償で引き取る旨を案内するなど、新たな対策を講じてまいります。
また、生命の尊重や動物愛護の精神を蔑ろにするとのご指摘についてですが、ヘラクレスオオカブトの習性や飼育方法に精通した取扱事業者とともに、命あるものとして、細心の注意を払った取り扱いを心掛けてまいります。

(お問い合わせ)
財政局財政部資金課 TEL 043-245-5078

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