市民の声：太陽光パネル設置状態の確認等に関する条例について

要旨

屋上などに設置されている太陽光パネルの固定状況の確認や、固定用ボルトの締め具合等の確認について、誰がどういう間隔（期間）で実施するべきなのかが曖昧になっているので、市で条例を作ってほしい。

回答内容

建築物に設置されている太陽光パネルは、給湯設備や電気設備などの他の設備と同様に、その建築物の所有者や管理者の責任において、適切に維持管理を行うこととなっています。
また、太陽光発電事業の実施にあたっては、国の「事業計画策定ガイドライン（太陽光発電）」（以下、「当ガイドライン」という。）に沿って適切に実施されることとされています。当ガイドラインに従い、自宅に太陽光発電設備を設置される方を含む発電事業者（以下、「発電事業者」という。）は、「保守点検及び維持管理に関する計画の策定及び体制の構築」をすることとなっています。その保守点検は、一般的な定期点検の例として、専門技術者による4年ごとの機器等の破損状況の確認及び必要な補修作業等が示されています。具体的な点検項目や点検頻度等は、発電事業者と工事施工業者など保守点検を担う事業者とで取り決められているものと認識しています。このように、太陽光発電事業の実施にあたっては、当ガイドラインに沿って適切に保守点検が実施されると認識しているため、条例制定は検討していません。引き続き、市ホームページや窓口等において、発電事業者に対し、各種ガイドラインの周知及び遵守を求めます。

（お問い合わせ）
・太陽光パネルの維持管理に関すること
　都市局建築部建築情相談課　TEL 043-245-5842
・太陽光発電事業の実施に関すること
　環境局環境保全部環境保全課　TEL 043-245-5504

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