市民の声：ペットショップについて

要旨

市内のイオンペットで動物を売るのをやめさせてほしい。

回答内容

動物の愛護及び管理に関する法律（以下「動愛法」という。）では、飼い主などに対し、動物を適正に終生飼養するよう努めることなどの責務が規定されていますが、飼えなくなったなどの理由で本市動物保護指導センターに収容される犬猫はゼロではありません。
本市では、収容せざるをえない状況の犬猫がいなくなるように、どのような経緯で飼うに至ったかの区別なく、全ての飼い主に対して適正飼養や終生飼養の啓発等を行うほか、やむをえず収容した犬猫については、二度と同じ経験をしないよう、適正に飼える方への譲渡などを通じた人と動物の共生社会の実現に向けて取り組んでいるところです。
さらに、令和4年11月には、こうした理念を共有するイオンペット株式会社と「動物保護指導センターの収容犬猫の譲渡協力等に関する協定」を結び、これらの取組みの強化を図ったところですが、法令順守の中で行われる一民間企業の事業活動に対して、本市は、意見を申し上げる立場にはございませんので、ご理解ください。
また、ペットショップでの販売については、動愛法の中においても禁止されるものではなく、本市が法以上の規制を敷くことはできませんこと、重ねてご理解ください。
本市としては、ペットショップなどの動物取扱業者に対して、動愛法による登録及び適正に管理するための基準の遵守が義務付けられていることや、令和4年6月1日に施行された「第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令」において、動物をより適正に取り扱うための具体的な基準も示されていることから、引き続き法令や基準の遵守について、必要な指導や助言等を行ってまいります。

（お問い合わせ）
保健福祉局医療衛生部生活衛生課　TEL 043-245-5215

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