市民の声：保育園利用の選考基準について

要旨

保育園利用選考基準に関して、在宅勤務をしているのか否かも点数計算システムに加味してほしい。現在のシステムでは、同点となった場合の調整指数として、「通勤距離が遠い家庭」が優先されている。夫婦共に現場がある仕事で毎日往復2時間かけて通勤しなければならない家庭より、書面上の勤務地が遠く実際は在宅勤務ばかりという家庭が優先されるのは納得いかない。

回答内容

保育園等の入所選考基準に基づき、世帯の状況、保護者の勤務日数や勤務時間等を踏まえ、保育の必要性、緊急性を審査・点数化し、保育を必要とする度合（点数）の高い方から優先して利用を決定しています。入所選考基準のうち「就労」は、保護者の勤務時間中は児童が保育に欠ける状態であることから、1か月の勤務時間が長い保護者ほど点数が高くなる仕組みとなっており、この考え方は、在宅勤務であっても同様の取扱いです。また、同点となった場合の選考項目である「親の勤務地が遠い世帯」は、勤務先が発行する就労証明書に記載される「主な就労先住所」により判断していますので、ご理解ください。
しかし、コロナ禍を契機に、在宅勤務などの新しい働き方が浸透しつつある社会状況などを踏まえ、今後も、公平な選考基準となるよう検討を続けます。

（お問い合わせ）
こども未来局こども未来部幼保運営課　TEL 043-245-5726

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