市民の声：野良猫の去勢及び避妊手術について

要旨

千葉市で年2回、無料で行われている野良猫の去勢・避妊手術について、年間360頭の手術を実施しているというが、抽選に落選したり野良猫の捕獲タイミングと手術時期が合わないために、希望した全頭が手術を受けられない状態にある。
このため、保護活動を行っている方々は自腹で手術を受けさせている状況である。
出産を無くし、不幸な猫を1匹でも減らすために、年2回と言わず通年で無料の手術を行ってもらえないか。

回答内容

飼い主のいない猫の不妊去勢手術事業は、猫に関して生じている様々な問題の解決を図ることを目的に、平成23年度より開始され、これまでに約4,000頭の猫の不妊・去勢手術を実施しました。
動物保護指導センターでは、収容動物の管理や譲渡の取組み、動物取扱業者への指導、動物に関する苦情の対応などの業務を行っており、獣医師職員による不妊・去勢手術の対応が困難であることから、本事業につきましては、千葉市獣医師会の先生方に手術のご協力をいただいております。
そのような中、令和4年度より、これまで年間300頭であった手術頭数を360頭に拡充するなど、他の業務や千葉市獣医師会との調整を図りながら一人でも多くの皆様のご要望に応えるべく見直しを行っているところです。
本事業の募集は年2回となりますが、不妊・去勢手術は年間を通じ実施しています。
手術の順番については、可能な範囲で変更させて頂いているところですが、抽選の当選順にお声掛けをしていることから、必ずしもご希望の時期に実施できるとは限らないことをご理解いただきますようお願いいたします。
また、本事業は地域猫の管理に取り組むうえでの一助としていただくものであり、申し込みが多い場合は抽選で落選することがあることをあわせてご理解いただきますようお願いいたします。
なお、本事業の申込者に対して、手術に取り組んでいる民間団体の情報を提供していますのでご活用いただければ幸いです。
今後とも、本事業の実績や利用される方々のご意見ご要望を踏まえ、事業の見直しや改善などに努めてまいりますのでご理解いただきますようお願いいたします。

（お問い合わせ）
保健福祉局医療衛生部生活衛生課　TEL 043-245-5215
保健福祉局医療衛生部動物保護指導センター　TEL 043-258-7817

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