市民の声：ファミリーサポートの活用について

要旨

昨今は共働き世帯が増加し、子どもに習いごとをさせたくても平日の送迎ができないとの声が多い。習いごとをさせるために、休日に複数の習い事を掛け持ちをして親子ともに疲弊したり、休日のレジャーを諦めざるをえない状況である。
そこで、千葉市の子育て支援の「ファミリーサポート」が有効的に利用できれば選択肢が広がるのではないか。ただし、今のままの「ファミリーサポート」だと、個人同士の契約であり不安定である。また、民間の送迎とシッターや託児を組み合わせるのは高額になり現実的ではない。
子どもを、安全に習いごとへ送り届け、見守ることができる仕組みが必要と考える。

回答内容

本市では、習い事の送迎を含め多様化する子育て援助の要望に応えるため、ファミリー・サポート・センターを運営しております。この制度は、児童の預かりや送迎の援助を受けたい方(依頼会員)と当該援助を行いたい方(提供会員)が会員登録し、市が連絡、調整等を支援することにより、地域における育児の相互援助活動を推進するものです。
本市では、必要な時に必要な子育て援助を受けるためには提供会員を充実させることが重要であると考え、提供会員に資格要件を設けず、子育て中の方や会社を定年退職した方などから広く募集しております。また、読者が多い市政だよりへの会員募集記事掲載やボランティア参加希望者が出席する説明会等での事業紹介を通じ、より多くの提供会員の登録に努めております。ご意見をいただいた内容のうち、事故等の保険については当該事業では「ファミリー・サポート・センター補償保険」により対応済みであること、また利用料金は月曜日から金曜日（早朝・夜間を除く）は1時間700円と民間事業者のサービスと比較して安価であることを併せてご回答いたします。
引き続き、未来ある子どもの豊かで健やかな育ちのために人と人とが支えあえる場として、当該制度の利用促進及び広報の充実に尽力してまいります。

（お問い合わせ）
こども未来局幼児教育・保育部幼保支援課　TEL 043-245-5105

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