市民の声：レッサーパンダの風太の展示について

要旨

動物公園のレッサーパンダはエンリッチメントトレーニングをしているか。また、風太の毛並みが悪く、体調が心配である。トレーニングの様子やブラッシングの様子などをSNSで見たい。

回答内容

動物公園でも、環境エンリッチメント（飼育環境を豊かにすること）に加えて、ハズバンダリートレーニング（飼育係による体調管理のためのトレーニング）を行っています。その一つに「リンゴの手渡し」がありますが、その際には、台の上へ乗ってもらえるようにトレーニングをしています。トレーニングを積み重ねることで、体重測定ができます。
餌を与える際には、体を触るようにしており、これは、体に触れられることによるストレスを軽くして触診などをできるようにするためです。
ただ、風太は触られることを極端に嫌うため、高齢個体ということもあり、嫌がることはしないようにしております。夏は換毛の時期と重なるため、見た目はボサボサに見えますが、風太はきれいに換毛しないという個体としての特性があるためご理解ください。もちろん、毛を飲み込んで体調不良にならないよう、大切にケアをしてまいります。動物の健康等、ご心配いただき本当にありがとうございます。これからも風太にはのんびり自分のペースで過ごしてもらえるように配慮しながら取組みを続けてまいります。
X（旧Twitter）やYoutubeでの投稿については、飼育係から見て、そのときどきに見られる風太のしぐさや自然な表情をお伝えできるように努めております。これからも温かく見守っていただけたら幸いです。

（お問い合わせ）
都市局公園緑地部動物公園　TEL 043-252-7566

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