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更新日:2023年8月1日

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市民の声:市立高校への受験ならびに合理的配慮について

要旨

千葉県のインクルーシブ教育が遅れていると思う。ダウン症の子どもが高校受験を控えており、市立高校での安心した学校生活を送らせたいので、受験条件の緩和と合理的配慮をお願いしたい。

回答内容

インクルーシブ教育システムについて、その構築の観点から、本市では、子ども一人ひとりの教育的ニーズを把握し、多様な学びの場を設定することで、子どもの実態に応じた適切な指導及び支援を切れ目なく保障することを目指し、中学校の進路指導では、多様な選択肢の中から、本人・保護者が主体的に進路を選択できるよう、本人の教育的ニーズや保護者のご要望を踏まえたうえで、丁寧な情報提供や説明をするよう周知を行っています。
現在、市立高等学校において、インクルーシブ教育実践推進校のような取組みはありませんが、入学後の合理的配慮については、切れ目ない継続的な支援ができるよう、本人・保護者のご希望をお聞きした上で、「個別の教育支援計画」等をもとに在籍中学校と引継ぎを行っています。
また、両市立高等学校には通級担当専門教諭を配置し、「自立活動の時間」をはじめとした教育相談等の支援を行っており、すべての生徒にとって学びやすい環境を提供できるよう、引き続き環境整備の拡充に努めています。
市立高等学校の入学者選抜につきましては、千葉県立高等学校と同様、千葉県公立高等学校入学者選抜実施要項及び各学校の選抜・評価方法に基づき行っています。
また、障害の有無や程度による入学者枠、いわゆる特別募集については、千葉県教育委員会等とともに研究を進めていきます。
障害があるため、通常の学力検査方法では受検が困難であると認められ、特別な配慮が必要な志願者は、その内容について、「受検に係る特別配慮申請書」により、在籍中学校を通じて申請することができます。志願する高等学校の候補が決まりましたら、配慮を求める内容を在籍中学校へ伝えてください。中学校が高等学校と協議しながら、受検に係る特別配慮申請書の書き方や提出方法を案内します。
今後も、高等学校段階の特別支援教育の在り方については、他の自治体の事例研究を進めるなど、引き続き子どもたちが安心して高等学校生活を送れるような場の提供に努めます。

(お問い合わせ)
・市立高等学校に関すること
教育委員会事務局学校教育部教育改革推進課 TEL 043-245-5914
・特別支援教育全般に関すること
教育委員会事務局学校教育部教育支援課 TEL 043-245-5938

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