ホーム > 市政全般 > 広報・広聴・市民参加 > 広聴 > 市民の声 > 市民の声:戦争の啓発活動について

更新日:2023年8月1日

ここから本文です。

市民の声:戦争の啓発活動について

要旨

学校の授業において、戦争の残酷さを教育するとともに、市民向けに生涯学習センターや公民館などで、戦争に関する講演会や上演会などを多数開催することを検討しているか教えてほしい。

回答内容

はじめに、本市では戦争の悲惨さと平和の尊さを市民の皆様に考えるきっかけとしていただくため、様々な平和啓発事業を実施しております。戦争の記憶を後世に伝えるために市民10名の戦争体験談を記録したDVD「平和の道しるべ」を作製し、DVD貸出や市ホームページに掲載するなど、貴重な戦争体験談を聞く機会を設けております。
また、毎年7月から8月にかけて、各区役所、きぼーる、生涯学習センター、そごう千葉店など市内各所で、千葉空襲、市内の戦跡や戦時中の暮らしなど、戦争の悲惨さと平和の尊さを写真などで分かりやすく伝える「千葉空襲写真パネル展」を実施しているほか、平和について考え、平和の大切さを理解し、世界平和への認識を深めてもらうための平和啓発パンフレット「考えよう 平和の大切さ」の発行、千葉市の戦跡に詳しい講師と共に近隣の千葉公園内などの戦跡を徒歩で巡る「戦跡めぐりウオーキング」を開催しております。
さらに、子ども達を対象として、毎年7月に「平和アニメ上映・戦災体験講話会」と題した平和に関するアニメの上映と空襲体験者の講話会を実施しており、「平和の大切さを考えるきっかけになった」というご意見を多数いただいております。
今後も戦争の記憶を風化させることなく、戦争の悲惨さと平和の大切さを次世代に継承していくため、平和啓発事業の推進に努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
次に、学校では社会科等の授業においては、長く続いた戦争が人々にどのような影響を与えたのかを学びます。戦時下の生活や、空襲による被害等を学ぶ中で、戦争の悲惨さについても考えます。また、戦争で国民が大きな被害を受けたことだけでなく、我が国が多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大な損害を与えたことにも触れる必要性があると学習指導要領に記載されており、授業の中でも扱っています。そして、日本国憲法について学習する際には、戦争の悲惨さや平和の尊さを基に、平和主義の考えが自分たちのくらしに生かされていることを学んでいます。
戦争体験者の方から直接お話を伺うことが難しくなっていく中ですが、今後も上記のような学習を通して、日常生活をよくする気持ちや、平和を追求する気持ちを育んでまいります。
また、生涯学習センターや公民館においては、生涯学習に関する講座の中で平和教育などに関連した上映会や講座を開催しておりますが、引き続き、戦争当時の時代背景や戦争の実態への理解を深め、平和な社会を作っていくために必要なことについて考える機会を提供してまいります。

(お問い合わせ)
・平和啓発事業の推進に関すること
市民局市民自治推進部市民総務課 TEL 043-245-5156
・学校教育に関すること
教育委員会事務局学校教育部教育指導課 TEL 043-245-5981
・生涯学習センターや公民館に関すること
教育委員会事務局生涯学習部生涯学習振興課 TEL 043-245-5954

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを編集して、改善提案する改善提案とは?