市民の声：児童扶養手当の所得制限及び保育園の利用について

要旨

近々、職場に復帰予定のひとり親だが、所得制限があるために児童扶養手当が停止され、医療費助成も却下された。また、きょうだいが利用している保育園への入園を希望したが叶わず不満である。

回答内容

児童扶養手当等の所得制限について、児童扶養手当制度は、ひとり親家庭の生活の安定と自立の促進を目的として、一定以下の所得の家庭を支援する趣旨の制度であり、全国一律の所得制限が設けられています。また、ひとり親家庭等医療費助成事業も同様の趣旨で、ひとり親家庭の支援を行っているものであり、児童扶養手当と同じ所得制限を設けていますので、ご理解ください。なお、児童扶養手当等の受給可否の所得判定は、毎年度見直しを行っています。
次に保育園の利用ですが、保育園等の入所選考基準に基づき、世帯の状況、保護者の勤務日数や勤務時間等を踏まえ、保育の必要性、緊急性を審査・点数化し、保育を必要とする度合（点数）の高い方から優先して利用決定しています。この度の「きょうだいが利用している施設への入園を希望された場合」は、保護者の就労等の状況により決定される「基準点」にさらに加点をする取扱いとしていますが、多数の入所希望者がいる状況では、ご希望に添えない場合があることをご理解ください。選考基準の項目・点数は、様々なご意見をいただいており、今後も公正な選考基準となるよう検討を続けます。

（お問い合わせ）
・ひとり親家庭への支援に関すること
　こども未来局こども未来部こども家庭支援課　TEL 043-245-5179
・保育園等の入所基準に関すること 
　こども未来局こども未来部幼保運営課　TEL 043-245-5726

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