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更新日:2024年7月11日

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手足口病にご注意ください

令和6年第25週(6月17日~6月23日)において、市内定点医療機関からの患者報告数が7.0となり、流行発生警報基準値(5.0)を超えました。
令和6年第27週(7月1日~7月7日)においては、22.83となり、1999年の調査開始以来最多となっております。

一般的な感染対策として、手洗いをしっかりすることと排泄物を適切に処理することが大切です。
特に、この病気にかかりやすい年齢層の乳幼児が集団生活をしている保育施設や幼稚園などでは注意が必要ですので、手洗い等の徹底をお願いします。

手足口病とは

原因

コクサッキーウイルスA16やエンテロウイルス71など

感染経路

飛沫、接触、経口により感染します

潜伏期間

3~5日程度

症状

喉の痛みや熱など夏風邪のような症状が見られた後、手のひらや足の裏、おしりなどに水ほうが出てきます。
また、口の中にも水ほうや赤い発疹が見られます。およそ3~7日程度症状が見られます。
症状が落ち着いた後も2~4週間にわたって便からウイルスが出ます。
(合併症について)
まれですが、髄膜炎や脳症、心筋炎等、重症化する場合があります。発症後の経過観察をしっかり行っていただき、次のような症状がみられた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

・高熱がでる・発熱が2日以上続く・嘔吐する・頭を痛がる
・視線が合わない・呼びかけに答えない・呼吸が速くて息苦しそう
・水分が取れずにおしっこがでない・ぐったりしている

治療

医療機関では対症療法で、特別な治療方法はありません。
口の中の痛みで水分や食事が取りにくくなりますので注意しましょう。

予防

ワクチンなど特別な予防法はありません。
一般的な感染対策は、手洗いをしっかりすることと排泄物を適切に処理することです。
日頃から、外から帰った後、食事の前、トイレの後、おむつの交換後などに、流水と石けんでしっかり手を洗うようにすることや、便や使用済おむつを適切に処理することが大切です。
また、タオルの共用も避けましょう。

特に、保育施設などの乳幼児の集団生活では、感染を広げないために、職員とこども達が、しっかりと手洗いをすることが大切です。特におむつを交換する時には、排泄物を適切に処理し、しっかりと手洗いをしてください。

正しい手洗いの方法「手を洗っていますか?」(感染症対策課ホームページ)

このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部健康危機管理課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟9階

ファックス:043-245-5643

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