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更新日:2025年9月22日
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地域での不審者情報や全国各地での凶悪な強盗被害などが相次いでいることから、稲毛区では 、防犯知識や防犯対策を学び、“地域を守る目”となる「防犯士」を養成する連続講座を令和5年度に初めて開催し、令和6年度も引き続き開催しました。
講座を受講した皆さんが地域で犯罪の未然防止活動を展開することで、犯罪をさせない地域環境づくりに取り組むとともに、地域のさまざまな活動団体の連携促進を目指します。
【知識編】
犯罪の種類(地域や住宅で起きる犯罪にはどんな犯罪があるのか)、狙われる地域の環境(通学路など)、・犯罪者に狙われにくくなる生活の仕方(防犯生活)など、防犯の基本的な知識を学ぶ講座。
令和6 年7月2日(火曜日)、8月6日(火曜日)、9月3日(火曜日)、10月8日(火曜日)、11月5日(火曜日) 各日14時から ※全5回、各回2時間程度
稲毛区役所2階 講堂 ※稲毛区内でのフィールドワークあり
町内自治会、大学生、民生委員・児童委員、社会福祉協議会区事務所、 あんしんケアセンター、 老人クラブ連合会、 福祉施設、 公共施設 等
【実践編】
防犯パトロールをする場所の選び方、犯罪発生状況(犯罪統計)活用の仕方、戸建て、共同住宅における防犯のポイント、防犯対策の5つのキーワードなど、犯罪を抑止する効果の高い防犯パトロールの仕方を学ぶ講座。
令和6年7月3日(水曜日)、8月7日(水曜日)、9月4日(水曜日)、10月9日(水曜日)、11月6日(水曜日) 各日13時30分から ※全5回、各回2時間程度
稲毛区役所2階 講堂
町内自治会、青少年育成委員会、あんしんケアセンター
一般社団法人日本防犯学校 学長 梅本 正行 氏(防犯ジャーナリスト)、副学長 桜井 礼子 氏(防犯アナリスト)

講座の様子

地域を歩き具体的な防犯対策を学ぶフィールドワーク
【講座の内容(一部)】
犯罪者は地域住民の目を嫌う。知らない人と会ったとき、目を見て挨拶することが防犯になる。
不審に思ったら110番(緊急時)に電話する。不審には思うけれど判断できないなど、110番通報がためらわれる場合は♯9110(相談窓口・情報提供)へ電話する。
空き家は犯罪者にとって隠れ場所や侵入の拠点になりやすい。
無人であることがわかると、その家に忍び込んで近隣の住宅をターゲットにすることがある。空き家を放置しないことが重要。カメラやセンサーライトの設置を推奨。
窓からの侵入が最も多い。特に「掃き出し窓」のリスクが高いので、補助錠をつけるなどの対策が有効。窓の施錠を徹底するだけでも泥棒のリスクを50%減らすことができる。
自動車盗に関して、車のセキュリティーや盗難防止装置(例えばバイパーやホーネット)を活用することを奨励。置き配盗のリスクも高くなっており、宅配ボックスを利用することが重要。
一般的に安全だと思われがちだが、実際には防犯性は低い。網入りガラスは火災時のガラス片の飛散防止には効果的。
地域住民が顔を合わせ、声をかけ合うことで犯罪者を威圧することが重要。
決まったコースをパトロールすると、犯罪者はコース外の場所での犯罪を目論むので、コースは不定期に変更すると良い。
防犯パトロールを行う前に、警察や防犯協会から地域の犯罪情勢を把握し、それに基づいてパトロールや対策を行うと効果的。
公園内のベンチやトイレが犯罪者の居場所となることがあり、特に通りから背を向けたベンチやトイレ近くのベンチは要注意。
令和6年12月8日(日曜日)に穴川コミュニティセンター1階多目的室にて「稲毛区防犯公開講座」を開催し、防犯士要請講座を受講された方々に講座の修了証を授与しました。
自転車盗や車上荒らしなど、身近な場所で発生する犯罪が依然として多発しており、地域防犯体制を強化して犯罪を抑制することが引き続き必要です。修了証を授与された「防犯士」の方々のこれからの活躍に期待しております。

受講生の皆さん

受講生の皆さんと区長による座談会
座談会テーマ
・講座を受けた感想(印象深い防犯対策、印象深い講師の言葉など)
・講座を受けて、実際に取り組んでいること、今後取り組んでいきたいこと
講演会「犯罪者と被害者を作らないまち・稲毛」

このページの情報発信元
稲毛区 地域づくり支援課
千葉市稲毛区穴川4丁目12番1号 稲毛区役所2階
電話:043-284-6107
ファックス:043-284-6149