緊急情報
更新日:2025年11月6日
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千葉市では、ごみ処理に関する施策を計画的に推進するため、2023年度から始まる新たな「千葉市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」を策定しました。
「千葉市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第6条第1項の規定に基づき市町村が定める「一般廃棄物処理基本計画」であり、千葉市の一般廃棄物の処理に関する基本的な考え方や、それを実現するために必要な目標や施策などを明確にするもので、概ね5年ごとに計画を改定しています。
「減らそう 1人1日100g! 止めよう 地球温暖化!」をスローガンに掲げ、脱炭素への貢献を明確にするなど、前計画から社会情勢の変化に合わせた修正を行うとともに、既存施策の拡充や新規施策を盛り込みました。
2023(令和5)年度から2032(令和14)年度まで(10年間)
減らそう 1人1日100g! 止めよう 地球温暖化!
ごみを処理する過程において、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスが発生しており、ごみを減らすことで地球温暖化の進行を止める(または抑制する)ことに貢献することができます。計画期間の10年間で、市民1人1日あたりの一般廃棄物(ごみ)排出量を100g(約10%)削減することを目標とします。
みんなでつくり 未来へつなぐ 循環型社会 ~持続可能なまちづくりと脱炭素への貢献~
市民・事業者・市の3者が協力・連携して、「持続可能な社会」及び「脱炭素」への貢献を踏まえた取組みを実践しつつ、「循環型社会」の実現を目指すことで、未来の市民及び千葉市に良好な生活環境を引き継いでいきます。
基本理念を達成するために3つの基本方針を掲げ、各基本方針のもとで、目標の達成に向けた施策を展開します。
発生抑制(リデュース)、再使用(リユース)をさらに推進することで、ごみを減らし、モノの価値を最大限に活かす社会を目指します。
適正なごみの排出・分別と再資源化(リサイクル)の取組みにより、資源循環の促進と焼却ごみの削減を目指します。
様々なリスクに対応できる、安定と効率性を兼ね備えた強靭なごみ処理体制を目指します。
本計画における基本理念等の達成状況及び計画全体の進捗状況を把握するための指標として、次の7項目を数値目標として設定します。
| 項 目 | 実績値 | 目標値 | |
| 2021年度 (令和3年度) |
2027年度 (令和9年度) 【中間目標値】 |
2032年度 (令和14年度) 【最終目標値】 |
|
| (1)総排出量 【1人1日あたり(g)】 |
947g (337,218t) |
898g (319,000t) |
850g (298,000t) |
| (2)家庭系ごみ排出量 【1人1日あたり(g)】 |
<2017-2021平均> 493g (174,971t) |
450g |
394g |
| (3)事業系ごみ排出量 【総量(t)】 |
<2017-2021平均> 69,657t |
66,000t |
62,000t |
| (4)焼却処理量 【総量(t)】 |
232,690t | 221,000t | 196,000t |
| (5)再生利用率 【総排出量中に占める割合(%)】 |
33.3% | 35% | 38% |
| (6)最終処分量 【総量(t)】 |
16,115t | 9,600t | 8,600t |
| (7)温室効果ガス排出量 【総量(t)】 |
105,454t | 105,000t | 71,000t |
食品ロス削減の取組みをより一層充実させ、総合的かつ計画的に推進するため、「食品ロスの削減の推進に関する法律」の趣旨を踏まえ、本計画に内包する形で、「食品ロス削減推進計画」を策定しました。
食品ロス削減推進計画の本文はこちら(PDF:1,534KB)をご覧ください。
計画を着実に推進するため、事業の進捗状況や目標の達成状況を毎年度把握し、年次報告書を作成しています。