更新日:2023年11月22日

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市場の概要

概要

1 地方卸売市場の概要

地方卸売市場は、市民の日常生活に欠くことのできない生鮮食料品等を卸売する市場であって、卸売市場法(昭和46年4月法律第35号)及び千葉市地方卸売市場業務条例(令和2年6月条例第15号)に基づいて運営されています。
市場は、効率的かつ衛生的な施設のもとで、統制のある公正な取引きを行うことによって、生鮮食料品等の需給を円滑にするとともに適正な価格を決定し、生産者及び消費者の利益を図ることを目的としています。
 

2 地方卸売市場の役割

生鮮食料品は他の一般商品とは異なり、鮮度が落ちやすく長期にわたる保存が難しいものであり、多種多様であります。
需要面からすれば、比較的一定化している需要に対し、生産面では天候や生産状況の影響を受けやすく生産者と消費者との調和が困難で安定した価格が見込めない問題があります。
これらの点に適正に対応するための流通機構として地方卸売市場が設置され、具体的に次のような機能を担っています。

  1. 集荷機能
    卸売業者は、全国各地から多種多様な品目を集荷し豊富な品揃えを行います。
  2. 分荷機能
    仲卸業者は、卸売業者から買い受けた物品を仕分け・分荷・加工等を行ってから買出人等に販売します。
  3. 価格形成(評価)機能
    仲卸業者及び売買参加者は、当日の入荷数量・品質・天候及び消費者の動向を踏まえ、せり売、入札に際して、商品の評価を行い公正な値段を決める価格形成(評価)機能があります。
  4. 信用決済機能
    物品の販売代金については、決済を迅速かつ確実に行うことにより生産者と市場との信頼関係を保持し、市場の健全な運営を図っています。
  5. その他の機能
      1. 情報機能 需給に係る情報の収集・伝達を行っています。
      2. 衛生検査機能 衛生指導・監視及び有害食品の排除を行っています。

これらの機能が有効に働くことにより、生産者に対し、生鮮食料品等を安定的に出荷できる場を提供し取引の適正化、円滑化を図り、又消費者に対しては公正な価格で豊富に供給する重要な役割を果たしています。
 

千葉市地方卸売市場の沿革

千葉市にある卸売市場(千葉市場)は、千葉市中央卸売市場として昭和36年7月に全国で18番目に開場しました。
千葉市場は、開設当初、問屋町(旧市場35,028平方メートル)に位置しており、当時の市の人口も26万人に満たないものでした。
その後、高度経済成長が到来し、京葉工業地帯の発展並びに大型住宅団地の造成等によって急激に人口が増加しました。
それに伴い、生鮮食料品の需要も増大の一途をたどり、旧市場では狭隘(※きょうあい)過密化し、又施設の老朽化も加わって十分な供給が困難となってきました。
そこで、昭和43年8月に千葉市中央卸売市場計画審議会を設置し、新中央卸売市場の基本構想に着手しました。
全国の主要な中央卸売市場を審査し、農林水産省の指導も得て、昭和48年6月に当計画審議会において承認され、新市場建設の一歩が踏み出されました。
昭和51年10月に新市場(190,350平方メートル)の建設を始め、昭和54年3月に核施設が竣工しました。同年10月に青果部の業務を開始し、翌55年11月には水産物部が業務を開始し、市内はもとより供給圏内の食生活を支える卸売市場となりました。
しかし、近年、卸売市場を取り巻く環境は少子高齢化等による社会構造の変化、食料消費・小売形態の変化や消費者ニーズの多様化等により、卸売市場経由率の低下や取扱数量の減少等非常に厳しい状況となっております。
このような中、農林水産省の第9次卸売市場整備基本方針(平成22年10月策定)に示された再編基準に水産物部が該当したことから、場内事業者及び千葉市中央卸売市場開設運営協議会等で再編措置に向けた協議を重ね、青果部とともに地方卸売市場へ転換することとし、千葉県知事の許可を得て、平成26年4月1日に地方卸売市場へ転換しました。


※「狭隘」・・・せま苦しい様子


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このページの情報発信元

経済農政局経済部地方卸売市場

千葉市美浜区高浜2丁目2番1号

ichiba.EAE@city.chiba.lg.jp

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