立地企業の声　味の素冷凍食品株式会社

(令和5年1月27日事業計画認定書交付式)　(左から神谷市長、羽賀執行役員経営企画部長、阿久澤生産戦略部長)
　

　味の素冷凍食品株式会社は、千葉及び大阪に所在する冷凍米飯の自社工場を美浜区新港の千葉工場に集約します。
　千葉工場内では、チャーハンやピラフなどの米飯製品を製造するため、低炭素型炊飯ラインを新しく導入します。

今回のご投資において、特筆すべき特徴は何ですか？

　今回の設備投資では、低炭素型炊飯ラインを導入することで、きめ細やかな炊飯管理が可能であるとともに、エネルギー効率が従来比で約２倍となり、CO2 排出量の削減に貢献します。このことにより約 7,000t/年の CO2 排出の削減（2020 年度国内工場総排出量の約 12%に相当） を見込みます。
　低炭素型炊飯ラインを導入することで、生産性の大幅アップ、環境対応、高品質の独自価値製品への対応力向上を進めてまいります。
　また、大阪工場の生産を 2023 年 3 月に終了、千葉工場に移管し、資産の効率化、バリュー チェーンの強化を図ります。

今回の追加投資のきっかけや、今後の追加投資における展望を教えてください。

　今回の設備投資によって、新規雇用者を増やしていく必要があります。千葉市の補助制度では、追加投資を行う際に投資を行った資産に対する固定資産税の補助が数年間行われるだけでなく、千葉市内における新規雇用者数に応じた奨励金を補助するというサポートもあり、千葉工場での投資に踏み切ることができました。
　今後につきましても、千葉工場での追加の設備投資を継続して行っていきたいと考えております。

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