緊急情報
更新日:2025年11月19日
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令和8年4月使用分から下水道使用料を平均13.6パーセント改定します。引き続き、安全・安心な下水道事業を運営していくため、使用者の方に適正に負担していただくことが必要です。ご理解とご協力をよろしくお願いします。
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下水道使用料改定専用コールセンター |
下水道使用料改定関する質問は、専用のコールセンターを設置しましたので、下記問い合わせ先までご連絡ください。※令和7年11月20日(木曜日)~開設します。 電話 043-216-4320(平日9時00分~17時00分) FAX 043-216-5740 |
人件費などの上昇により、維持管理コストの増加が見込まれ、厳しい経営状況が続いています。
下記グラフのとおり、令和9年度には、資金残高が約37億円不足する見通しで、この不足を解消するためには13.6パーセントの改定が必要となります。

下水処理で出る汚泥を燃料として再利用することにより、これまでかかっていた汚泥処分費を削減するなど、経営改善に努めてきましたが、不足する資金を賄うため、下水道使用料を改定することとなりました。引き続き、安定した下水道運営に取り組んで参ります。
改定にあたっては、学識経験者や公募市民を含む「下水道事業等経営委員会」で3回の審議を行い、令和7年9月市議会での議決を経て、決定しました。
下水道使用料は、下水道施設の維持管理(運転、点検、修繕など)や、過去の整備費用の返済などに使われています。
本市では、平成4年の政令市移行をきっかけに普及促進に向け急ピッチで整備を行ってきました。その分、下記グラフのように、これから多くの下水道施設が老朽化していきます。改定を行わず、資金が不足すると、老朽化した下水道管の整備や地震対策などに必要な工事が進まなくなり、安全・安心な下水道サービスの提供に支障をきたす恐れがあります。

Q1.今回、資金不足が見込まれる最大の要因は何ですか
本市北西部の汚水処理を担う千葉県に対して支払いを行っている維持管理負担金が年間約4億円の引き上げとなったことにより、維持管理費が増大したことによるものです。
Q2.令和6年4月に下水道使用料を改定したばかりで、なぜ、また改定しなければならないのですか。使用料改定を先送りできないのですか。
今回、社会情勢の変化により資金収支見込みの精査を改めて行った結果、令和8年度には過去に借入れた借金の返済財源が不足し、返済できなくなる見込みのため、改定時期を先送りすることは困難であると考えています。
Q3.使用料は何に使われているのですか。
ご家庭などから排水される汚水をきれいな水へ処理する費用や、下水道施設を整備する際に借入れた借金の利息支払いや元金支払いに使用しています。
Q4.平均改定率13.6パーセントとした根拠は何ですか。
下水道を整備する際に借り入れた借金の返済額が高止まりしていることに加え、本市北西部の汚水処理を担う千葉県への維持管理負担金が引き上げとなったほか、金利や人件費の上昇も重なり、令和9年度までに約43億円の資金不足が生じる見込みとなり、平均約15パーセントの改定が必要となる結果となりました。
このため、本市では、汚泥固形燃料化施設の導入による汚泥処分費の削減や、管路にかかる包括的民間委託の対象範囲拡大による維持管理コストの縮減を図るなど、可能な限りの抑制策を講じた上で、それでもなお不足する約37億円を賄うため、平均13.6パーセントの改定となりました。
Q5.今後また使用料改定を行う予定はありますか。
社会情勢の変化が大きく、先行きが見通せない状況のため、今後の改定の必要性については、資金収支の状況を見極めながら総合的に判断します。
※改定後の新料金単価、計算方法、請求額、適用時期、料金に関するQ&Aについては、別ページ「下水道使用料改定(令和8年4月1日~)」をご覧ください。
このページの情報発信元
建設局下水道企画部下水道経営課
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所低層棟3階
電話:043-245-5405
ファックス:043-245-5563
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