ちば市政だより　2023年1月号 1面

未来へ続く“みち”

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新年を迎えて　神谷　俊一

市民の皆様、明けましておめでとうございます。

今年の干支は癸卯（みずのとう）で、これまでの努力が花開き、成長し飛躍するという意味があるそうです。

昨年は千葉市基本計画を策定し「みんなが輝く　都市と自然が織りなす・千葉市」を目指す都市像に定め、広域道路ネットワークや生活道路の事業化、脱炭素先行地域への選定など未来に向け一歩を踏み出すことができた1年でした。今年はこれまで準備してきた公共施設などのオープンが続きます。3月に幕張豊砂駅が開業しますが、それを契機に、幕張新都心エリアでの最適な移動手段の検索や集客施設などのおすすめ情報を、アプリにより一体的に提供するMaaS（マース）の実現を目指していきます。4月には千葉公園総合体育館がオープンします。バリアフリートイレや更衣室、磁気ループなどを完備し、誰にでも使いやすいユニバーサルデザインを採用した体育館として整備しました。ぜひ、多くの市民の皆様にご利用いただきたいと思います。そして6月には新庁舎が全面開庁します。総合的な防災拠点としての機能を充実し、1階・2階のイベントスペースなどは皆様への情報発信・交流を行える場となるほか、環境機能に優れた「ZEB Ready」の認証を受けています。2月には市民見学会を予定しています。このほか、妊娠出産期からの子育て支援や高齢・障害者福祉の充実、地域防災力の強化などを推進し、千葉市が、将来に希望が持てるまちとして、さらに発展するよう市政運営に全力で取り組んでまいります。

年頭に当たり市民の皆様のご健勝とご多幸を祈念して、ご挨拶といたします。