更新日:2022年3月18日

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令和3年度外国人市民懇談会を開催しました(3月12日)

千葉市では、毎年外国人市民懇談会を開催しており、市内に住む外国人から、市政に関する意見をいただく機会として活用しています。毎回、市政に関する様々なテーマを設定し、出身国や言語、育った環境の異なる外国人市民の皆さんから、活発な意見が提起されています。

1.日時

令和4年(2022年)3月12日(土曜日)13時00分~14時30分

2.開催場所

千葉中央コミュニティセンター10階 101会議室

3.テーマ

千葉市での日常生活について
※これまで感じたこと(言葉の壁、コミュニティ等)、頑張っていること、困っていること等

4.出席者

外国人市民10人(中国、韓国、カンボジア、ロシア、イラン)

5.議事概要

「あなたが市長だったらどうするか?」を5つある題材の中から選んでグループで意見交換し、最後に各グループで出された意見や提案をまとめ、その結果を発表していただきました。

Aグループ

○あなたは、(特に日本語が分からない)市内の外国人に対して、どのように大切なお知らせを届けますか?

  1. 理想の千葉市
    外国人も日本人と同じように情報を得ることができる
  2. 現状・課題
    ・地震などの災害が起きた時にどうすれば良いか分からない
    ・手続きの際の手助けが無い、分からない
    ・情報が多すぎて自分に必要な情報が分からない
    ・ホームページなどが文字が多すぎて読みづらい
    ・どこで情報を得られるか分からない
  3. 理想の千葉市にするために千葉市がやること
    ・外国人市民が頼りにできる人(日本人ボランティア・日本に長く住む同じ国籍の外国人市民など)に相談できる体制づくり
    ・情報発信の工夫(イラストを多く使う・メッセージングアプリの活用・情報取得方法の周知徹底)
    ・チラシや情報誌などの公民館・交番等への設置

Bグループ

○あなたは、国籍に関わらず、職場や地域で活躍できる・ここで働いてみたいと思える街にしたいと考えています。何をしますか?

  1. 理想の千葉市
    会社に入社後、外国人の従業員が困った時などに長くサポートを受けられる
  2. 現状・課題
    入社当初は会社の外国人従業員へのサポートがある(もしくは、採用面接時にサポートがあると聞く)が、だんだんと手薄になる会社がある
  3. 理想の千葉市にするために千葉市がやること
    会社などの外国人に対するサポートが長く続くような仕組みづくり(定期的な面談・困りごとの相談・意見を取り入れる体制など)

 

○あなたは、日本人も外国人も皆が安心して暮らせる街にしたいと考えています。何をしますか?

  1. 理想の千葉市
    災害が起きたときに、外国人も対応方法が分かっている
  2. 現状・課題
    日本の学校(小中学校など)で教育を受けていない外国人は、災害に関する教育を受ける機会が無い
  3. 理想の千葉市にするために千葉市がやること
    ・災害など、何か起きたときに理解できるように掲示板など、分かりやすく目が届く場所に掲載
    ・「防災ガイドブック」を皆の目が届くような場所へ設置
    ・英語や中国語だけでなく、様々な言語での情報発信

 

いただいたご意見は、多文化共生に関する方針・計画や今後の事業を検討していくにあたり、参考にさせていただきます。

 

6.懇談会の様子

令和3年度外国人市民懇談会1  令和3年度外国人市民懇談会2

令和3年度外国人市民懇談会3  令和3年度外国人市民懇談会4

令和3年度外国人市民懇談会5  令和3年度外国人市民懇談会6

 

 

過去の外国人市民懇談会など

こちらのリンクからご覧ください。

外国人市民懇談会

 

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このページの情報発信元

市民局市民自治推進部国際交流課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟8階

kokusai.CIC@city.chiba.lg.jp

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