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更新日:2024年2月22日
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市では、昨年1年間で、141人の方が亡くなっています(暫定値)。
生活困窮、過労、介護疲れ、育児の悩みなど誰にでも起こりえることが背景にある自殺を、その人個人の問題として捉えるのではなく、みんなで対策に取り組むことが必要です。
出典:地域における自殺の基礎資料(厚生労働省)
自殺を考えている人の多くは悩みを抱えながらも「人に悩みを言えない」「どこに相談したらよいか、どう解決したらよいかわからない」という状況に陥っています。悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげて見守る、そんな命を支える人を「ゲートキーパー」といいます。
周りに「なんだか元気がないな」「最近様子が変だな」など気になる様子の人がいたら勇気を出して声をかけてください。その時から、あなたもゲートキーパーです。
こころの健康センターで実施しているゲートキーパー養成講座の内容から、ゲートキーパーに期待される4つの役割についてのポイントをご紹介します。養成講座について詳しくは、「千葉市 ゲートキーパー」で検索
転校、転勤、失業、病気など、生活の変化は悩みの大きな要因となります。悩みを抱えることによって、体や日常行動に影響を及ぼすこともあります。元気がなくなった、食事量が減ったなど、いつもと違う様子が見られたら特に注意が必要です。変化に気づいたら、積極的に声を掛けてください。
本人の気持ちを尊重し、耳を傾けることは、悩んでいる人への大きな支援となります。悩みを話してくれたら、話をそらしたり、否定したり、安易に励ましたりせず、じっくりと話を聴きましょう。相手のつらい気持ちを受け止め、寄り添って、一人ではないと感じてもらうことが大切です。
自分たちだけで悩みを解決するのが難しい場合は、専門機関に相談することが大切です。
悩んでいる人の抱える問題に応じて、専門機関へつないでください。
相談窓口につないだ後も、必要があればまた相談に乗ることを伝え、温かく見守りましょう。気づき、声を掛け、話を聴き、相談窓口につなぐことを繰り返すことが見守ることになります。悩みを抱える人にとって、自分のことを気に掛けてくれる人の存在が、大きな支えとなります。
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