更新日:2024年4月15日

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帯状疱疹について

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスが原因で起こります。
はじめてウイルスに感染した時は水ぼうそうとして発症し、治った後もウイルスは生涯にわたって神経節に潜伏します。
日本の成人の約9割がウイルスを保有しているとされています。

普段は免疫力によってウイルスの活動が抑えられていますが、過労やストレス、加齢によって免疫力が低下すると、ウイルスが再活性化し、帯状疱疹として体の片側に強い痛みを伴う帯状の発疹が現れます。
帯状疱疹が他の人にうつることはありませんが、これまで水ぼうそうにかかったことがない人、免疫のない人には、水ぼうそうとして感染・発症する可能性があります。

帯状疱疹は80歳までに約3人に1人は発症し、50歳以上になると発症率が高くなると言われています。
また、発症時に神経が損傷されることで、皮膚の症状が治った後も長期に痛みが残ってしまう帯状疱疹後神経痛(PHN)になることがあります。
帯状疱疹は頭部から顔面に症状が出ることもあり、目や耳の神経が害されると視力低下やめまい、耳鳴りといった合併症がみられることがあります。

帯状疱疹は予防・早期発見・早期治療が重要です。

帯状疱疹の予防には、日頃の体調管理が重要です。
バランスのとれた食事、十分な睡眠、適度な運動など、できるだけ健康的な生活を心がけ、免疫力を低下させないようにしましょう。

また、帯状疱疹は、早期発見・早期治療が重要です。
抗ウイルス薬による治療はできるだけ早く開始するほど効果が期待されるので、体の片側にズキズキ、ピリピリとした痛みや発疹が現れた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

帯状疱疹ワクチンについて

50歳以上の方は、任意で予防接種を受けることができます。
予防接種は、発症を完全に防ぐものではありませんが、重症化を防ぎ、後遺症の予防につながるとされています。

帯状疱疹ワクチンの接種は、国がワクチンとして使用を認めていますが、予防接種法で定められているものではなく、個人の判断により発症予防として接種する任意接種にあたります。
任意接種に係る費用は、本市では抗体価が低い方に対する麻しん風しん混合ワクチンの接種(別ウインドウで開く)などを除いて、助成を行っておらず、帯状疱疹ワクチンの接種に係る費用は、全額自己負担になります。

このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部医療政策課予防接種事業

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