更新日:2024年9月9日

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インフルエンザについて知りたい。

質問

インフルエンザについて知りたい。

回答

インフルエンザの流行は、通常初冬から春先にみられます。
インフルエンザは空気中に拡散されたウイルスによって感染します。

症状

インフルエンザウイルスの感染を受けてから1~3日間ほどの潜伏期間の後に、発熱(通常38度以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが突然あらわれ、咳、鼻汁などの上気道炎症状がこれに続き、約1週間の経過で軽快するのが典型的なインフルエンザで、いわゆる「かぜ」に比べて全身症状が強く出ます。

特に、高齢者や、年齢を問わず呼吸器、循環器、腎臓に慢性疾患を持つ患者、糖尿病などの代謝疾患、免疫機能が低下している患者では、原疾患の増悪とともに、呼吸器に二次的な細菌感染症を起こしやすくなり、入院や死亡の危険が増加します。

小児では中耳炎の合併、熱性痙攣や気管支喘息の誘発、まれではありますが小児・成人を含めて急性脳症などの重症合併症があらわれることもあります。

感染予防のポイント

  1. 外出後や食事の前は、手洗いをする。
  2. 人混みや繁華街への外出を控える。
    特に高齢者や慢性疾患を持っている人は、感染したときに重症化する可能性が高くなります。
  3. 十分な睡眠及び休養をとり、バランスの良い食事をとる。
    日頃から、自己の免疫力を高めておくことも重要な予防策の一つです。
  4. 症状のあるときは「咳エチケット」を心がけ、マスクを着用する。
    マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされています。
    咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクをつけましょう。
  5. 適度な湿度(50~60%)を保つ。
    空気が乾燥すると、咽頭粘膜のウイルス粒子に対する物理的な防御機能が低下するため、インフルエンザに感染しやすくなります。
  6. 予防接種を受ける。
    ワクチンにはインフルエンザの発症をある程度おさえる効果や、重症化を防ぐ一定の効果が期待できます。

予防接種について

予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに、2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5ヶ月間とされています。
より効果的に有効性を高めるためには、毎年、インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくことが必要です。

定期予防接種(高齢者インフルエンザ予防接種)
  • 対象者
    千葉市に住民票があり、次のいずれかに該当する、接種を希望する方
    ・接種日時点で65歳以上の方(65歳のお誕生日の前日から接種可能)
    ・接種日時点で60歳以上64歳以下で、心臓、じん臓、呼吸器機能に身体障害1級相当の障害を有する方又はヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に身体障害1級相当の障害を有する方(60歳の誕生日の前日から接種可能)
  • 接種を受けられる時期
    令和6年10月1日(火曜日)~令和7年1月31日(金曜日)
    ※開始時期や終了時期は異なる場合がありますので、各医療機関にご確認ください。
  • 自己負担金
    1,800円
    ただし、1,800円で受けられるのは上記期間内1回のみです。
    ※生活保護を受給している方、市民税非課税世帯の方、中国残留邦人等の支援給付を受けている方が、接種の際に免除対象確認書類を提出した場合は、上記期間内1回のみ自己負担金が免除されます
  • 接種場所
    お住まいの区にかかわらず千葉市が指定する市内の予防接種協力医療機関で受けることができます。
    市内の予防接種協力医療機関は「定期予防接種事業市内協力医療機関のご案内」に掲載しています。
    なお、協力医療機関は変更となる場合がありますので、最新の状況をご確認ください。

  • 接種当日の持ち物
    ・住所と年齢のわかるもの(マイナンバーカードや健康保険証等)
    ・予診票(案内が届いている場合)
    ※県内他市の協力医療機関で接種する場合は、千葉市の予診票が必要となります。
    ・身体障害者手帳のコピー
    ※右記に該当する方のみ:接種日に60歳~64歳の方で、心臓、じん臓、呼吸器機能に身体障害1級相当の障害を有する方又はヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に身体障害1級相当の障害を有する方
    免除対象確認書類
    ※右記に該当する方のみ:生活保護を受給している方・市民税非課税世帯の方・中国残留邦人等の支援給付を受給している方

詳しくは「高齢者インフルエンザ予防接種のご案内(別ウインドウで開く)」をご確認ください。

 任意予防接種(定期予防接種以外の接種)

インフルエンザワクチンの接種は病気に対する治療ではないため、健康保険が適用されません。
全額自己負担となり、費用は医療機関によって異なります。

受付時間

電話による問い合わせ:午前8時30分から午後5時30分まで

休日

土、日、祝日、年末年始(12月29日から1月3日まで)

問い合わせ先

  • 感染予防
    保健所感染症対策課
    TEL:043-307-7273
  • 定期予防接種(高齢者インフルエンザ予防接種)
    千葉市高齢者予防接種コールセンター
    TEL:043-330-4500
    受付時間:午前9時から午後5時まで
    ※令和6年9月10日(火曜日)~令和6年12月27日(金曜日)(土祝休日除く)
  • 任意予防接種
    医療政策課
    TEL:043-238-9941

このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部医療政策課予防接種事業

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ファックス:043-245-5554

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