緊急情報
更新日:2022年8月3日
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人が郊外へと住居を広げていくにつれ、元々そこに棲んでいる虫たちの住みかを侵害する結果となり、虫たちと人間との間にトラブルが増えています。ここでは、保健所に寄せられる相談の中で多い『スズメバチ』について取り上げます。
種類 | キイロスズメバチ | コガタスズメバチ | オオスズメバチ |
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体長 | 働きバチ:17~24mm | 働きバチ:21~27mm | 働きバチ:27~40mm |
女王バチ:25~28mm | 女王バチ:25~29mm | 女王バチ:43~45mm | |
形態 | 黄色の長い毛が体を覆うため、飛んでいるときは黄色く見える | 黒褐色の体に黄色の縞 | 世界でも最大のスズメバチ |
餌 | 各種昆虫、クモなど | セミ、カマキリなどの大型昆虫の他、他種のスズメバチやミツバチも襲う | |
営巣場所 | 軒下、屋根裏など | 庭木や生け垣の木の枝 | 地中(舗装してある市街地には住めない) |
巣の形 | 球形 | 最初は逆トックリ型 発達すると球形 |
球形 |
危険度 | 人家に巣を造ることが多く、刺傷事故が最も多い | 木の枝に巣を作っているため、見つけにくく、剪定中や草刈り中に誤って巣に触れて刺される場合がある | 縄張り意識が強く、巣に近づいたり、食事中に近づいただけでも刺される場合がある |
オオスズメバチ>>キイロスズメバチ>コガタスズメバチ |
↑オオスズメバチの成虫 | ↑キイロスズメバチの巣 |
(写真提供:株式会社環境コントロールセンター)
※一度作った巣を、次の年に再び使うことはありません。
ハチに刺されるとハチ毒が体内で抗体を作り、その抗体が作用して以下のアレルギー症状を引き起こすことが知られています。
このアレルギー症状が、複数同時にかつ急激に出現した状態を「アナフィラキシー」といいます。
中でも、呼吸困難・血圧が下がる・意識を失うなどショック症状を伴う反応を特に「アナフィラキシーショック」と呼びます。
ハチに刺されてアナフィラキシーの反応が見られた場合は、一刻も早く医療機関を受診しましょう。
このページの情報発信元
保健福祉局医療衛生部保健所環境衛生課
千葉市中央区問屋町1-35 千葉ポートサイドタワー12階
電話:043-238-9940
ファックス:043-238-9945
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