緊急情報
更新日:2024年10月18日
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人が郊外へと住居を広げていくにつれ、元々そこに棲んでいる虫たちの住みかを侵害する結果となり、虫たちと人間との間にトラブルが増えています。ここでは、刺傷事故や巣を作って問題を起こすハチについてお知らせします。
ハチは、植物の花粉を媒介するミツバチや、害虫をエサにするスズメバチなど、益虫でもあります。ハチは外敵から巣などを守るために攻撃をするため、巣やハチを刺激しなければ、ほとんど刺されることはありません。このため、危険のない場所にある巣は、駆除する必要はありません。しかし、玄関や人通りの多い道路付近に巣ができた場合は、早期に駆除してください。
ハチは全世界に20万種類以上いると考えられています。
保健所に寄せられる相談が多いものは、次の3種類です。
ハチは明るい方へ向かう習性があります。
ハチもあわてていますので、ハチを追い回すと、逆に攻撃してくることがあります。
家の中では、スプレー式殺虫剤をハチに直接噴射することで駆除することも可能です。(殺虫剤に表示されている適用害虫を確認して使用しましょう)
死んだように見えても刺すことがあるので死体には直接さわらないようにして処理します。
スズメバチが、「カチカチ」という音を立てながら、まとわりついてきた場合は、「巣があるぞ!近づくな!」という警告です。
パニック状態になって騒ぐと、巣の中にいたハチも興奮して外に飛び出して襲ってきます。ある程度巣から離れると襲うのを止めるので、速やかにその場所を去ります。
ハチは黒いものやヒラヒラするものを集中的に襲います。
(1)すぐに毒を絞り出し水で洗い流します
ハチの毒は水に溶ける性質があります。その後、氷または冷水で冷やします。
毒液が目に入ったときも、水で十分洗い流します。
(2)次に、薬を使用する
ステロイド軟膏や抗ヒスタミン剤を塗ります。アンモニア水は効果がありません。
(1)発疹、吐き気、呼吸困難などの症状が出た場合や数十分以内に症状が出た場合・目を刺された場合は緊急を要します。
(2)以前にハチに刺され、発疹や吐き気などの症状が出た方が、再度刺された場合はショック症状を起こす可能性があるため緊急を要します。
(3)たくさん刺されてしまった方(首・頭・顔・心臓に近いところは注意)
千葉市では、個人の住宅や敷地内に作られたハチの巣の駆除は行っていません。
ハチに刺されると激しい痛みがあり、場合によっては命を落とすこともあります。また、巣は高い位置にあることが多いため、駆除作業は危険を伴います。巣の駆除は、専門の業者に依頼することをおすすめします。(有料です)
千葉県害虫防除協同組合
電話:043-221-0064
※千葉市が管理する場所(公園など)に作られた巣は、そこを管理する部署で対応しています。
このページの情報発信元
保健福祉局医療衛生部保健所環境衛生課
千葉市中央区問屋町1-35 千葉ポートサイドタワー12階
電話:043-238-9940
ファックス:043-238-9945
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