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更新日:2024年8月15日

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ペットの災害対策について

災害が起こったら、まずは人(飼い主)の安全、次にペットの安全を確保しましょう。

避難が必要な場合は、あらかじめ用意した物資等を持って、ペットと一緒に避難(同行避難)することが重要です。

防災対策が必要なのは、ペットも同じです。
災害時、大切な家族の一員であるペットも守れるように、日頃からできる「備え」について考えましょう。

同行避難とは…

避難所等へペットと一緒に避難することを言います。避難所の同じスペースでペットと生活できること(同伴避難)を指すものではありません。

※千葉市は、ペットとの同行避難を推奨していますが、避難所の同じスペースでペットと同居して生活することは、原則として認めていません。避難所でのペットの飼育場所は、人の居住スペースとは分けて管理します。(ただし、避難所ごとの判断により異なります。)

環境省作成のリーフレットもご参考にしてください。

 

doukouhinan(PDF:674KB)

※ただし、飼う際に許可が必要な「特定動物」(別ウインドウで開く)は、原則として同行避難ができません。

避難所では…

様々な人が集まり共同生活をする避難所では、動物が苦手な人やアレルギーのある人などもいるため、周囲の人に配慮し、避難所ごとに一定のルールを定めて飼養管理します。

そのため、原則として、ペットの飼育場所は人の居住スペースと分けることが重要です。
(→「避難所におけるペット対応の手引き」はこちら

避難の仕方は…

避難の仕方は様々あり、ペットを連れた避難生活が長期化する場合などは、あらかじめ頼んでいた親戚や知人に預けたり、自宅が安全であることが確認できれば、自宅で継続飼養するという選択肢もあります。

災害への備え

所有者明示

ペットが迷子になる事態などに備え、名札等の個体識別の他、マイクロチップの挿入も検討しましょう。
(犬の場合は、狂犬病予防法により義務付けられている鑑札と狂犬病予防注射済票を装着しなければなりません。→犬の登録等のお手続きについてはこちら(別ウインドウで開く)

日頃の健康管理

避難先には様々なペットが来るため、普段からワクチン接種や外部寄生虫の駆除などの健康管理に注意する他、逃げ出した場合などに備え、避妊去勢手術を済ましておくことも重要です。

基本的なしつけ

他の避難者に迷惑をかけないよう、無駄吠えをしないことや、決められた場所での排泄、「待て」「おいで」などの基本的な号令に従うなどのしつけが重要です。
また、日頃からキャリーバッグやケージ等に入ることに慣れさせておくことで、スムーズな同行避難につながります。

ペットのための防災グッズ

災害が発生し、ライフラインが寸断しても数日はしのげるよう、ペット用のフードや水、ペットシーツなどを備蓄(少なくとも5日分以上)し、緊急避難のときに持ち出せる用意をしておきましょう。

ここがポイント!

飼い主の方へ~ペットのための災害への備え(PDF:93KB)

~(避難所におけるペット対応の手引きから抜粋)~

その他、あると便利なもの

  • 洗濯ネット(猫の場合、逸走防止に)
  • ガムテープ、マジック、はさみ(ケージ等の補修や動物情報の提示など多用途に使用可能)

よくある質問

Q1 防災の話でよく聞く、「自助」「共助」「公助」とは?

自助:自分で自分の身を守ること(自分でペットを守る)
共助:互いに助け合うこと(散歩仲間と避難所において協力するなど)
公助:行政機関などによる支援のこと


通常、災害時の対応は、「自助」が7割、8割とも言われ、自分自身やペットの安全確保のために率先して自主的に行動することが重要です。平常時でも、訓練などに積極的に参加して問題点や課題を洗い出すなど、実際の災害に備えましょう。

Q2 被災時、狂犬病予防注射を接種していないと問題は?

犬の場合、被災時に狂犬病予防注射を接種していないと、同行避難をしても各避難所での受け入れができない可能性があります。日本は狂犬病清浄国ですが、現在も一部の国や地域を除き世界中で発生しているため、万が一狂犬病が侵入した場合に備え、飼い犬は生涯に1回の登録と年1回の狂犬病予防注射が法律で義務づけられています。必ず、実施してください。

(→犬の登録等のお手続きについてはこちら(別ウインドウで開く)

Q3 ペットとの同行避難はどうして必要なのでしょうか?

動物愛護の観点のみならず、避難先での飼い主の心のケアの観点からも、ペットの存在は重要であると言われています。また、過去の災害では、ペットを自宅へ置いて避難した飼い主が、後日、ペットを連れに戻ることで二次災害に遭うケースが確認されていますので、避難が必要な場合は同行避難を実施してください。ただし、避難先でペットと同じ空間で生活できるかどうかは、各避難所により異なります。一次避難のあと、自宅が安全であることが確認できれば、ペットのみ自宅で飼養することや、飼い主と一緒に在宅避難する等へ切り替えていく(二次避難)ことも検討してください。また、日頃から、遠方の親戚や知人とお互いのペットを預け合うことを可能な状況にしておくこともおすすめします。

Q4 各避難所で、ペットの受け入れは可能なのでしょうか?

千葉市では、ペットと同行避難してきた方の受け入れを想定した避難所のルール作りの一助となるよう「避難所におけるペット対応の手引き」を作成し、各避難所運営委員会に配布しています。

現在、各避難所運営委員会(地域の町内自治会と自主防災組織等により構成されています。)では避難所運営マニュアルが作られている段階にあり、その中で、ペットの取り扱いも定められつつあります。その状況については、各区役所地域づくり支援課へお問い合わせください。 

Q5 各避難所には、ペットの防災備蓄はあるのでしょうか?

現在のところ、千葉市では人への防災対策が優先されますので、ペットのための防災備蓄はありません。また、災害時は、ペット用の支援物資が届くまでに数日~数週間はかかることが想定されるため、それぞれの飼い主は少なくとも5日分以上の備蓄をしておくことが重要です。犬の場合、登録をしていないと、物資の配給が受けられない可能性もありますので、必ず登録を済ませておきましょう。

Q6 マイクロチップが入っていると良いことはありますか?

被災時、万が一ペットが脱走した場合に所有者の特定がスムーズになります。また、避難所での受け入れや管理も簡素化されることが想定されます。日本では、多くの場合、マイクロチップの情報は日本獣医師会等で構成される組織(AIPO)のデータベースに存在することから、迷子のペットからマイクロチップ番号が読み取れた場合は、まずAIPOのデータベースにアクセスし、検索される場合が多いです。マイクロチップ装着済のペットを購入された際は、AIPOへ登録されているか確認をしてください。(動物病院で簡単に確認ができます。)マイクロチップをまだ装着していない場合は、最寄りの動物病院で埋没してもうことをおすすめします。なお、転居や飼い主変更時は、登録情報の変更が必要ですので、ご注意ください。

パンフレット等

 避難所でのペットの対応について

避難所における避難所運営委員会などの関係者等による飼い主との一緒に避難したペットの対応についての手引きを作成しましたので、ご活用ください。
令和6年7月に、風水害を想定した避難所内飼育場所や必要備品の例を示したほか、災害時の対応手順やペット登録票などの改正を行いました。

 


このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部生活衛生課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所9階

ファックス:043-245-5556

seikatsueisei.HWM@city.chiba.lg.jp

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