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更新日:2024年10月16日
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落花生の種は、普段私たちが食べている落花生の実です。写真で種からちょっと出ている白いものは芽です。これは、発芽の時期をそろえるためと発芽しない種を選別するため、発芽させています。
種をまいて1週間から10日ほどで芽が出ます。
花が咲く株も出てくる時期です。
黒いマルチを取り除きます。取り除く理由は後程!
この写真は種まきから約50日後です。1株に200~300の花が咲きます。最初の花が咲いてから、2ヶ月くらいの間に、咲いては枯れを繰り返したくさんの花を咲かせます。
花が枯れると、子房柄(しぼうへい)がのびてきます。
のびた子房柄は土につきささり、地中へもぐっていきます。なので、マルチをあらかじめはがしておく必要があるのです。
子房柄は土の中でどんどん大きくなりますが、落花生のお肌がツルツルなのがわかりますか?お店で売っている落花生はもっとシマシマです。この状態はまだ収穫には早いのです。
1本の枝を見てもいろんな状態の落花生があることがわかります。
そろそろ収穫の時期を迎えます。千葉市だと8月下旬から10月下旬頃までが落花生の収穫時期です。(品種は時期によって異なります)
手で茎をつかみ、地面から引き抜くイメージで掘り取ります。品種によっては機械で掘れるものもあります。たくさん実がついていますね。このあと、殻つきのままゆでて、ゆで落花生としても楽しめます。
地干しした落花生を積んだものを「ぼっち」と言います。「ぼっち」でさらに1か月ほど乾燥させ、ゆっくりと水分を飛ばします。十分乾燥させたら、ぼっちを崩し、葉茎と実を分けます。お店で売っている落花生は、この実を煎ったものなんですよ。
【落花生マメ知識】落花生の殻の表面の網目模様は、「維管束(いかんそく)」といい、水や栄養の通り道です。この維管束が茎や土からの水、栄養を全体に行きわたらせます。維管束がハッキリしたら生長したという合図なのです。
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