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更新日:2024年2月15日
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千葉市では、令和3年度から一部の部活動において、教員による指導ではなく、地域指導者による指導を実施する地域移行の取組みを試行的に行ってきました。
令和5年度は、国が令和5年度から7年度までの3年間を改革推進期間と位置づけ地域移行の取組みを加速させたことに合わせて、その取組みの規模を拡大し、18校9種目26部活を対象とした実証事業に取り組んでいます。教員ではない指導者から指導を受けることや、運営する組織が中学校ではなく民間事業者であること、その中で安全管理や保護者対応をどのように行うことが適切かなど、様々な観点から課題の洗い出しを行っています。
また、千葉市にとってふさわしい地域移行・地域クラブの在り方などを検討するにあたっては、多くの関係者が参画し、それぞれの立場を踏まえて話し合いを行うことが重要であることから、保護者やスポーツ団体や文化芸術団体の関係者、また学校現場の方々が参加し議論を行う「千葉市部活動地域移行推進協議会」を設置し、検討を進めております。
また、この取組みによって、直接影響を受ける中学生や小学生、保護者の皆様などを対象とした調査を実施する予定です。準備ができ次第、ご案内させていただきます。
千葉市における改革推進期間の取組みは、令和5年度(2023年度)に、市内15拠点(26部活)で実証事業を実施し、6年度(2024年度)は30拠点(60部活)に、7年度(2025年度)はすべての中学校で複数部活動で行う、と段階的に拡大しながら、実施していく計画です。
実証事業において課題を洗い出し、改善を重ねながら、千葉市にとってふさわしい地域移行の姿を明らかにしてまいります。
令和5年度は、運動部や文化部を含め9の種目で、18校26部活で約370人の生徒が実証事業に参加しています。
生徒からは、「専門的な指導を受けられた」や「地域指導者へも親しみを持つことができた」など、顧問からは「(自身に競技の専門性がなく)専門的な指導ができなくてもどかしい思いがあったが、地域移行によって、子供たちがしっかりとした指導を受けられるようになってよかった」といった好意的な声があがっております。
今後も、生徒、顧問にとって、参加してよかった、と思われる実証事業を実施していきたいと考えています。
令和6年度も、規模を大幅に拡大して実証事業を実施することを予定しております。
そのため、多くの方が直接かかわることが想定されます。千葉市にとってふさわしい地域クラブを作り上げるために、必要となる事業となりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。
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教育委員会事務局学校教育部保健体育課
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