千葉市議会トップページ > 超高齢社会調査特別委員会 > 「高齢者の外出支援策に係る提言」の提出
ここから本文です。
更新日:2020年11月4日
超高齢社会調査特別委員会(麻生 紀雄委員長)は、「高齢者の外出支援策に係る提言」を取りまとめ、令和2年5月26日に市長に提出いたしました。
1 高齢者に対する移動に関する調査等の結果によるところ、高齢者が外出に対して不便と感じている地域が市内全域を対象に広範囲に及んできていることから、今後の施策推進に当たっては、単なる行政区割りで実施区域を定めるのではなく、適切に交通不便地域を特定することで、実情に即した地域ごとの把握に努め、地域間格差解消に意を用いること。
2 コミュニティバスについては、市民の日常生活における移動手段の確保策として効果があることから、さらなる市民サービス向上のため、交通不便地域におけるコミュニティバスの導入に向けた検討を進めること。
3 デマンドタクシーの活用により、高齢者をはじめとする市民の利便性の向上が期待されることから、他自治体の取り組みを参考に、本市におけるデマンドタクシーの効果的・効率的な運用について、実証実験の実施を含め検討を進めること。
4 持続可能な高齢者の外出支援策とするため、本市の規模に応じた合理的かつ透明性のある料金体系の検討や、地域公共交通網形成計画などの策定における見直し期間の設定、交通事業の選択に当たっては、民間事業者による自主事業化の可能性の検討などについて、適切に対応すること。
5 高齢者の外出支援は、高齢者の元気、活力の増進につながるばかりでなく、認知症の予防、ひいては医療費の削減等につながり、本市の財政にも寄与することが期待されることから、引き続き、庁内の関係部局等と連携を取りながら、高齢者の外出支援策の推進について尽力すること。
-お問い合わせ-
千葉市議会事務局議事課
TEL 043-245-5468
FAX 043-245-5565
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください