緊急情報
更新日:2024年10月16日
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千葉市消防局の指令センターは、平成25年4月1日から、千葉県北東部・南部の20消防本部が119番通報の受信や出動指令、通信の統制及び情報の収集伝達などの消防指令業務を共同で運用する「ちば消防共同指令センター」に業務を移行しました。
119番通報は、千葉市消防局の7階に設置された「ちば消防共同指令センター」で受信します。
ちば消防共同指令センターでは、車両動態・位置情報管理システムによる消防部隊の集中管理を可能とするなど、最新鋭の情報通信技術を導入した高機能な「指令管制システム」と県域整備した消防救急デジタル無線を活用し、構成20消防本部の区域内での災害発生状況や出動部隊の活動状況を一元管理しておりますので、隣接市町村への応援や大規模・広域災害等への対応をより迅速・的確かつ効率的に実施しております。
ちば消防共同指令センターでは、より迅速な指令管制業務の実現を目指して、最新の情報通信技術を導入しております。
119番通報時に通報者の位置を瞬時に特定することができ、出動に要する時間の短縮を図ることができます。
GPS(測位衛星)を活用して、リアルタイムに消防・救急車両の位置・活動状況を把握し、災害地点から最も近い車両を選別して出動部隊を編成します。これにより現場到着までの時間短縮を目指します。
緊急車両に搭載され、災害地点の付近地図や通報内容を表示します。また、消火栓の位置・道路障害など災害活動に必要な情報や病院の受け入れ状況といった各種支援情報も表示し、業務の高度化、効率化を実現しております。
聴覚障害や音声・言語機能障害で音声通報が困難な方のために、携帯電話またはパソコンからEメール(登録制)やFAXによる119番通報を受信する装置の対象区域を、構成20消防本部全域に拡大しました。
大規模災害時など119番通報が集中する場合には、非常招集等でのマンパワーの増強にフレキシブルに対応し、災害規模の増大に対しても指令台のモード切替により、指令台機能を増強します。これにより、迅速かつ的確に119番通報を処理できる受付体制を確立します。
災害発生と同時に出動したヘリコプターが刻々と変化する災害情報を上空からTVカメラでとらえます。指令センターでは、動画として送られてくるヘリTVの映像情報を受け、状況を視覚的に正しく把握し、リアルタイムな指令業務を行うために有効的に活用しています。
市内中心部の高層ビル屋上、千葉北清掃工場の煙突上及び緑区の無線塔上の3箇所に超高感度、高倍率の「防災情報カメラ」を設置し、消防局指令センターにおいて24時間休むことなく、市内の災害発生を監視しています。ひとたび災害が発生し、119番通報があれば、通報と連動して即座に災害場所の映像が映し出されます。また災害対策本部での利用を考慮して、遠隔制御装置と映像モニターを市役所庁舎にも設置しています。
さらに、大規模な災害が発生し、国、県、他市町村などに応援を要請する場合を想定し、衛星地球局を使って映像を防災関係機関に送ることができる画像伝送システムも備えています。
衛星地球局 |
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