更新日:2016年5月31日

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6月1日は、千葉開府の日

総合政策局長の金親です。

今回は、「千葉開府の日」について、ご紹介します。

「大治元年丙午六月朔(さく)、初めて千葉を立つ、凡そ一萬六千軒也。表八千軒、裏八千軒、小路表裏五百八十餘小路也。」

これは、「千葉氏」とその城下町であった「千葉」の事情を示した中世の史料「千学集抄(せんがくしゅうしょう)」の記載で、約1万6千軒あったとされる当時の城下の様子を表わしています。

大椎常重(おおじつねしげ)は、大治元年、大椎城(緑区大椎町)から、千葉郡(中央区亥鼻付近)に本拠地を移し、初めて「千葉介(ちばのすけ)」を称し、名族「千葉氏」が誕生しました。

大治元(1126)年6月1日、まさに都市としての千葉の始まりです。

そして、今年はその日から数えて890年、すなわち「千葉開府890年」となります。

「千葉市」の市章は、千葉市の開祖である「千葉氏」の月星の紋章からとったもので、月星に千葉の「千」を入れて、大正10年に市制施行を記念して本市の市章となっています。

6月1日は市の礎が築かれた日であり、特に今年は、「千葉開府890年」という節目の年でありますことから、今後の「千葉開府900年」に向けた様々な取組みのキック・オフとも言える大切な日であると考えております。

そこで、6月1日(水曜日)に「千葉開府の日」記念式典を、6月4日(土曜日)に「千葉開府祭」を開催します。

都市を作った人物である「千葉氏」と、現在の都市の名前である「千葉市」が同じであることは、大都市としては非常に珍しいことです。

多くの市民が毎年楽しみにしている8月の「千葉の親子三代夏祭り」は、開府850年を記念して始まった祭りであり、本年は、この親子三代夏祭りと同日の8月21日には、全国の「千葉氏」ゆかりの都市から、市長や町長をお招きし「千葉氏サミット」を開催するとともに、各都市の名産品の販売なども予定しています。

ぜひ、足をお運びください。

千葉開府の日

 □「千葉開府の日」記念式典

【日時】平成28年6月1日(水曜日)12時30分~14時00分

【場所】そごう千葉店 正面玄関前広場

【主な内容】 和太鼓演奏・消防音楽隊演奏

890年記念ポストカードの配布

 □「千葉開府祭」

【日時】平成28年6月4日(土曜日)11時00分~17時00分

【場所】中央公園

【主な内容】 武者衣装着替え体験・千葉氏クイズ・チャンバラ大会など

先着890人に、鎌倉時代に関係した食べ物の無料振る舞い

http://www.city.chiba.jp/sogoseisaku/sogoseisaku/chosei/chiba_kaifunohi.html

また、千葉市では、常重の息子、千葉常胤(つねたね)の活躍を分かりやすく紹介したマンガ「千葉常胤公ものがたり」を作成し、小学校の教材として使用するとともに、市民の皆様へは、公民館・図書館などでご覧いただいておりましたが、「購入したい。」とのお声を数多くいただきましたので、本年6月1日から、販売を開始します。

マンガ「千葉常胤公ものがたり」の販売

【販売開始】平成28年6月1日(水曜日)

【販売場所】千葉中央コミュニティーセンター2階 市政情報室

6月1日(水曜日)と6月4日(土曜日)は、イベント会場でも販売いたします。http://www.city.chiba.jp/sogoseisaku/sogoseisaku/chosei/890.html

千葉市は、鎌倉幕府の有力な御家人であった「千葉氏」を初めとして、「加曽利貝塚」などの素晴らしい歴史的資産に恵まれています。

これからも、市民の皆様に、郷土の歴史を知っていただき、「千葉市」にもっと愛着と誇りを持っていただきますよう取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

 

このページの情報発信元

総合政策局総合政策部政策企画課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

ファックス:043-245-5534

kikaku.POC@city.chiba.lg.jp

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