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更新日:2016年9月1日

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第1回千葉氏サミットが開催されました

総合政策局長の金親です。

今回は、去る8月21日に開催された「第1回千葉氏サミット」(主催:千葉氏サミット実行委員会)の当日の模様などについてご紹介します。

今回の千葉氏サミットは、第41回千葉の親子三代夏祭りと同日に開催され、サミット会場近くの中央公園周辺では千葉の夏の風物詩である親子三代夏祭りを楽しむ大勢の市民で賑わっていました。特に今年は千葉開府890年であることから、千葉開府の祖である千葉氏をテーマとした関連イベントとして、武者行列やパレードなどが行われ親子三代夏祭も千葉氏一色となりました。

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千葉氏サミットは、(1)野口実先生(京都女子大学名誉教授)による基調講演(2)千葉氏郷土史トークセッション(3)千葉氏首長フォーラムの三部構成で開催され、当初150人の定員で参加者の募集をしたところですが、500名を超える応募があり会場を変更し定員を拡大するとともに、第2会場を設け映像中継を行うなど多くの市民の皆様に関心を持っていただきました。

第一部の野口先生のお話しでは、千葉氏の系譜をたどりながら、東北から九州にまで広がった千葉氏の「姓」のお話しや各地でも活躍のエピソード、さらには当時の女性が実は自立し強かったというお話し、そして鎌倉時代の京都との関わりや一族に連なる僧侶は日本国内に限らず東アジアにまで足を延ばし仏経典を我が国へもたらした話しなど、普段お聞きすることのできない専門的なお話しを聞くことができました。

特に先生からは、「真の地域振興とは、そこに住む人々が地域の歴史や伝統を知ることによってここに住んでよかったと心の底から思えるような‘まち’を自分たちの手で作っていくこと。」の大切さというまとめの言葉があり、千葉市が目指す都市アイデンティティの取り組みと通じるものと感じました。

第二部のトークセッションでは、各地の郷土史家がそれぞれの‘まち’における千葉氏やまつわる文化についてご紹介をいただき、千葉氏一族の日本全国へ与えた影響を今なお各地で大切に伝承されている千葉氏について再認識をしました。

第三部の首長フォーラムでは、千葉市を含む11の市町の首長等が一堂に会し、「月星でつながるまちの絆―地域の資産から日本の遺産へー」というテーマで意見交換などが行われました。フォーラムではそれぞれの市町の千葉氏との関わりやまちづくりについての紹介ののち、今後の千葉氏をきっかけとした連携等について意見交換が行われ、千葉氏関連の歴史資料についての連携や郷土史教育、図書館を使った巡回展等のアイデアや意見が出され、また、全国に広がる千葉氏や鎌倉時代の馬の文化など「日本遺産」認定に向けた提案などが行われ、今後の様々な分野での連携や千葉氏の知名度向上、さらには千葉氏に関わる歴史や文化について「日本遺産」認定を目指すといった事を盛り込んだ「千葉氏サミット共同宣言」が採択され、第1回千葉氏サミットは閉会となりました。

http://www.city.chiba.jp/sogoseisaku/sogoseisaku/chosei/chiba-shi-summit.html

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閉会後も会場周辺の親子三代夏祭りの会場には、老若男女、多くの市民がゆく夏を惜しむように「千葉踊り」の輪が続いていました。

今回の第1回千葉氏サミットの開催に当たりご尽力いただきました「千葉氏サミット実行委員会」の皆様、そして日本全国、遠方よりご参加いただいた千葉氏ゆかりの各市町の皆様に深く感謝申し上げます。

 

 

 

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