更新日:2022年1月22日

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土砂災害から身を守る

 令和元年台風21号に伴う大雨(10月25日)により、市内で発生した土砂災害では3名の尊い命が奪われました。ご自身や大切なご家族を守るため、平時から正しい知識を身につけ、災害に備えましょう。

目次

 千葉市で起こる可能性がある土砂災害は

土砂災害は、大きく分けて「がけ崩れ」「地すべり」「土石流」の3種類があります。

千葉市の一部では、「がけ崩れ(急傾斜地の崩壊)」の危険性があります。

「がけ崩れ」は、大雨によって雨水が地面に浸み込み、抵抗力の弱くなったがけが突然崩れ落ちる現象です。

 日ごろの備え

 危険を感じたら早めに避難

  • がけ崩れの前兆現象があるなど、危険を感じたら自主的に避難しましょう。
  • 市から避難指示が出たら、速やかに避難行動を開始しましょう。

<前兆現象>
土砂災害が起こる前は、がけに下記のような変化が現れます。
・割れ目ができる・小石が落ちてくる・水が噴き出す

 土砂災害のおそれがある箇所

土砂災害危険箇所

急傾斜地崩壊危険箇所」「土石流危険渓流」「地すべり危険箇所」の3つの危険箇所を総称して、土砂災害危険箇所といいます。

 

 急傾斜地崩壊危険箇所

傾斜度30度以上、高さ5m以上の急傾斜地で、人家や公共施設に被害を及ぼすおそれのある急傾斜地及び近接地です。

急傾斜地崩壊危険箇所は、千葉県が、地形図を基に机上で抽出した結果を、ホームページで公表しています。

今後、土砂災害警戒区域や土砂災害特別警戒区域の指定対象区域となるものです。

 

土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域

千葉県が、「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」に基づいて指定・告示した区域です。

土砂災害のおそれがある区域が「土砂災害警戒区域」、その区域の中で、建物等に損壊が生じ住民に著しい危害が生じるおそれがある区域が「土砂災害特別警戒区域」に指定されます。

指定された区域内の住民等には、土砂災害ハザードマップを配付して、避難所や土砂災害に関する知識等を周知しています。

土砂災害ハザードマップ

急傾斜地(がけ地)の点検を行う際のポイント

令和2年2月5日に神奈川県逗子市で道路に隣接する民有地斜面が雨が降っていないにもかかわらず斜面が崩落し、歩道の歩行者が土砂に巻き込まれ死亡するがけ崩れが発生しました。

国土交通省から斜面の自主点検を行う際のポイントが示されましたので、お知らせします。

 神奈川県逗子市のがけ崩れをふまえた急傾斜地(がけ地)の点検を行う際のポイント(JPG:530KB)(別ウインドウで開く)

 避難・避難場所等

避難とは

千葉市地域防災計画では、避難を以下の4種類に分類しています。

災害の状況により、適切な避難を行ってください。

  • 避難(一時的・緊急避難)・・・その場を立ち退き、近隣の少しでも安全を確保できる場所に一時的に移動する。
  • 避難・・・住居地と異なる避難先(避難場所など)などで一定期間仮の避難生活をおくる。
  • 待避・・・頑丈な建物や自宅内の安全な場所にとどまる。
  • 垂直移動・・・切迫した状況において、屋内の2階以上の安全を確保できる高さに移動する。

避難場所等

下記のページなどで、あらかじめお近くの避難場所等を確認しましょう。

避難場所・避難所・広域避難場所について

 災害情報の入手

気象情報

土砂災害の危険度は、「大雨注意報」「大雨警報(土砂)」「土砂災害警戒情報」の順に高くなります。

大雨警報・土砂災害警戒情報は、テレビ・ラジオで放送されるほか、下記のホームページでも確認できます。

また、ちばし安全・安心メール(外部サイトへリンク)に登録すると、防災情報などをいち早く受け取ることができます。

避難に関する情報

市からの避難情報は、防災行政無線、広報車、テレビ・ラジオ、ちばし安全・安心メール(外部サイトへリンク)、ツイッター、Facebook、ホームページなどで広報します。

市からの情報配信については、防災対策課のページをご覧ください。

 わが家の危機管理マニュアル

地震対策や火災対策、風水害対策、国民保護、応急手当など、各ご家庭での備えに役立つ情報をご覧いただけます。

このページの情報発信元

総合政策局危機管理部防災対策課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟3階

bosaitaisaku.POCR@city.chiba.lg.jp

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