旧　千葉市住生活基本計画（平成20年3月策定）

安全で安心して住み続けられる住まいづくり（平成20年3月）

はじめに

近年、少子・高齢化社会の進行や、人口減少社会の到来による住宅ストックの充足化など、住宅を取り巻く環境は、大きく変化しており、人々は、住宅に性能や個性を追求するようになってきております。

こうした状況から、国では、平成18年に「住生活基本法」を制定し、「量から質へ」と住宅政策の転換を図りました。

本市では、平成7年に、総合的な住宅政策の基本方針を定めた「千葉市住宅マスタープラン」を策定し、「安心して住み続けられる住まいづくり」を推進して参りましたが、この度、同法の趣旨を踏まえるとともに、防災、防犯、福祉や環境に配慮し、本市の住宅事情に合わせた住宅政策を展開するため、住宅マスタープランを全面的に改定し、新たに、「千葉市住生活基本計画」を策定しました。

本計画では、地域コミュニティを重視し、住生活を支える豊かな地域社会の実現を目指すなど、6つの基本方針を定め、住生活全般にわたる様々な施策を総合的に示しております。

今後は、本計画に基づき、市民の皆様をはじめ、関係機関や各種団体の方々との連携・協働のもと、基本目標である「安全で安心して住み続けられる住まいづくり」に取り組んで参りますので、一層のご理解・ご協力を賜りますよう、お願い申しあげます。

おわりに、計画の策定にあたり、貴重なご意見・ご提言等をいただきました住宅政策審議会委員の皆様方をはじめ、関係各位に心から感謝を申しあげ、ご挨拶といたします。

平成20年3月
千葉市長　鶴岡　啓一