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更新日:2024年4月19日
4月27日は世界バクの日(World Tapir Day)です。
世界バクの日は東南アジア、中米、南米に生息するバクについて、絶滅が危惧されている現状を多くの方に伝え保護することを目的に、2008年に設立されました。
バクはジャングルや森林地帯に生息する大型の草食哺乳類です。生息地が壊されたときに最初に影響を受ける種であり、森林が再生したとしても生息数が戻るにはかなりの年月を要します。バクの生息地は、採鉱、パーム油プランテーション、道路、居住地など、いずれも人間の活動によって脅かされています。
千葉市動物公園で飼育しているマレーバク (Tapirus indicus)は、現存するバクの中で最大で、白と黒の体の色が特徴です。1986年に絶滅危惧種として記載されました。インドネシア、マレーシア、タイ、ミャンマーに生息しており、ベトナム、ラオス、カンボジア、中国、ボルネオではすでに絶滅したとされています。
イベント内容
ボランティアによる絵本の読み聞かせイベントです。「世界バクの日」にちなんで『バクのあかちゃん』(教育画劇)などの絵本を読みます。
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