園長メッセージ(2019年11月分)

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園長メッセージ(2019年11月分)

更新日:2021年11月29日

園長メッセージ(2019年11月分)

2019.11.29

こんにちは。
11/22〜23と福岡市動物園、大牟田市動物園を視察させて頂きました。1953年(昭和28年)に開園し、現在リニューアルが進められている福岡市動物園では、動物が間近で見れる様々な工夫や最新のデジタル技術や映像を使った体験型の展示等がたいへん勉強になりました。昨年完成したばかりのエントランス施設もとても素敵でした。また国内で初めて無麻酔採血に成功するなど、「動物福祉を伝える動物園」をコンセプトに、”来園者と動物とスタッフの交流”を掲げられる大牟田市動物園では、「環境エンリッチメント」と「ハズバンダリートレーニング」他、園の取り組み内容が園内様々なところに分かりやすく解説されていました。現在公開されている同園をモチーフとした映画「いのちスケッチ」を観るのが大変楽しみです。 当日は同園から許可を頂き、実証検証中のスマートグラスを私が装着して園内の様子を当園の職場のモニターへ中継し、同園の取り組みについて当園職員と共に学ぶことができました。今後の当園の施策へ参考にさせて頂きます。ありがとうございました。

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大牟田市動物園 椎原園長様と

さて、11/27はスマートグラスを使った源小学校との遠隔授業の実証実験を行いました。4年生の「総合的な学習の時間」枠の中で、普段は見れないライオンの獣舎内やライオンの収容・給餌シーンなどをスマートグラスを装着した飼育員が教室へ中継。ライオンが獣舎に入ってくる様子や、馬肉と鶏頭に貪りつく姿に、大きな歓声が上がり、児童からの質問を獣舎内の飼育員が答えるインタラクティヴな授業が展開されました。この実証実験の様子はいろいろなメディアから取材を受け、NHK首都圏ニュースで紹介されました。 ご協力頂いた源小学校 内田校長様・竹下教頭様ほか、先生方に御礼申し上げます。文部科学省が推進する「新時代の学びを支える先端技術活用」の具体化に応えていけるよう、今回洗い出した課題に対する対策を進め、よりインタラクティヴで斬新な遠隔授業のスタイル構築を進めていきたいと思います。今後ともご支援とご協力をお願い致します。

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遠隔授業 実証実験の様子

以前からこのコラムでもご紹介してきました、㈱ソード様と検討しているICT活用による「動物生態の観える化」。このプロジェクトに、センシングデータ分析を追求しエッジコンピューティングの普及に取り組むIdein(株)様にもご参画頂くことになり、先日、クロザル舎に自動撮影カメラと通信端末を設置し、クラウドへの画像送信を開始しました。AIを使用した動物行動観察の技術検証作業からどのような成果がでるか楽しみです。

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クロザル舎に取り付けた画像送信装置

2019.11.19

こんにちは。 akikaburagi
11/16は「サポーターズディ」を開催いたしました。このイベントは、当園の「サポーター制度」を通じてご寄付頂いた皆様を対象に、通常はお見せすることのない獣舎内や至近距離での動物観察、エサやりが体験できる特別なプログラムで、今回は60名弱の方々にご参加頂きました。実施後のアンケートでは大変満足とのお声が皆様から寄せられ、このイベントが「驚き・感動」「潜在的知的欲求の感化」「知ることの喜び」などに繋がってくれたのではないかと考えております。これからも更に親しみ愛される園に発展すべく取り組んでまいりますので、引き続き、園の運営へのご賛同とご支援を心からお願い申し上げます。

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サポーターズディにご参加頂いた皆さん


11/17は、「ゆかいな森の音楽会」を開催。第1部は昭和26年に全国3番目の消防音楽隊として発足した歴史ある「千葉市消防音楽隊」による親しみある楽曲演奏。お子様方が曲に合わせて踊るなど大変楽しいものでした。第2部は明治33年創立のこちらも歴史ある「千葉女子高等学校」の合唱部のステージで、女声合唱ならでは美しいサウンドとハーモニーを聞くことができました。なかでも「故郷」にはジ〜ンときてしまい、つい一緒に口ずさんでいました。同校の校歌は、この唱歌の他「春の小川」・「朧月夜」・「紅葉」などでも知られる高野辰之・岡野貞一両氏の作品だそうです。

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子どもたちも踊りだす素敵でゆかいな演奏を頂いた「千葉市消防音楽隊」の皆さん

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千葉女子高等学校合唱部顧問宇佐美先生と生徒さん

11/17の「ミートキャッチャー」では、実証実験中のスマートグラスを私が装着し、獣舎管理室から見える「トウヤ」の食事風景や、獣舎で準備する飼育員の姿を園内にライブ中継しました。今後も他の動物も含め、これまでにお見せできなかったインタラクティヴな映像展示を追求していきたいと思います。

2019.11.16

こんにちは。akikaburagi
動物園の社会的存在意義には「種の保存」「調査研究」「教育普及」「レクリエーション」の4つがあります。動物たちの健全な飼育・繁殖、動物福祉を意識した展示、そして彼らの本来の特性や彼らを育む生息地の環境、人との関わり等を学ぶ機会や関連する情報の提供など、それぞれのテーマで研鑽を積むことが動物園としての責務です。また社会インフラやライフスタイル等が大きく変化する中で、「知的欲求の連鎖」を引き起こす、時代に即した多面的な情報発信や仕掛けが必要で、こうした理念に基づいた施策の展開を具体化してまいりたいと考えています。その1つのアプローチとして、「動物生態を知る」手助けとなるICTの活用検討をいくつか進めていますが、11/10の「ミートキャッチャー」では、飼育員が装着したスマートグラスでとらえたライオンの給餌シーンをご来園の皆様へライブ中継を行いました。これは獣舎内の飼育員とご来園の皆さんとをインタラクティヴな環境で、飼育員目線でのライブ映像で解説で行うという実証実験。今回いくつかの課題も見つかりましたので、今後工夫を施し、動物観察のより良いインタラクティヴ映像展示を追求していきたいと思います。
さて千葉市では、「科学都市ちば」の実現に向け様々な取り組みが行われていますが、10/9は、千葉市内の小中学校、県内の高等学校が参加するSSH交流会(Chiba Cross School Science Festival 2019)が、千葉市立千葉高等学校(同校および千葉市教育委員会主催)で行われ、指導助言者として出席してまいりました。今回は96件のポスター発表があり、その内容や発表技術の素晴らしさに驚かされたとともに、科学的基盤の大切さを改めて痛感しました。
10/10は、市川学園市川高等学校・市川中学校による「SSH研修 動物の行動を科学する!(動物園での行動観察法)」が東邦大学理学部井上先生を講師に行われ、生徒の皆さんが一定の方法で観察・収集した動物行動を、科学的データに変える手法を学びました。11/14は展示動物におけるアニマルウェルフェア研究、飼育管理における環境エンリッチメント方策に関する研究等に取り組んでおられる茨城大学農学部 小針准教授と学生さんが、現在当園のアジアゾウで行われている長期間モニタリング調査のフォローアップの為にご来園。過去最大,7台のカメラを展示場・獣舎全体に配置したデータから何が見えてくるのか研究成果が楽しみです。

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市川学園SSH部長庵原先生・理科主任長山先生・学生の皆さん・東邦大学井上先生

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茨城大学 准教授小針先生・学生の皆さん

2019.11.8

こんにちは。
11/2~4の3日間、第12回「ちばZOOフェスタ・2019」を開催いたしました。今回は過去最多となる50企業(団体)からご協賛を賜り、パワーマンス部門23団体、ギャラリー部門25団体、アニマルコスプレコンテストへは28組にご参加頂き、過去最大の開催スケールとなりました。いずれも大変素晴らしいパフォーマンス・創作展示・発表内容で、笑顔あふれる3日間でした。ご来園者数は、開催期間中の総数及び1日平均数で過去最多を記録し、最終日はゴールデンウィーク並みの賑わいでした。秋シーズン最大のこのイベントに、ご来園、ご協賛、ご支援頂いた方々に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。今後も職員・関係者一同で課題抽出と「創意工夫」を追求し、より良きイベントに、そして更に愛される園に発展させる取り組みを継続してまいります。

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ご来園頂いた石田前園長

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私もとても楽しい3日間でした


さて、ICTの活用についていろいろと検討を進めております。以前このコラムでもお伝えをしましたが、株式会社ソード様とは、様々なセンサーやAIなどを活用した「動物の生態・行動の視える化」のプロジェクトに取り組んでいます。更にまた昨日7日の千葉市長の定例記者で発表致しましたが、Dynabook株式会社様にご協賛頂き、スマートグラスやウェアラブルコンピュータ、遠隔コミュニケーションソフトの活用についての実証実験を当園で実施することになりました。これらのシステムを使って、通常は非公開のエリアからの動物中継や、飼育員目線での新たな動物解説スキームの構築の他、園と学校の教室を結ぶ遠隔授業や、災害・事故対策、動物の監視や証跡管理など様々な領域での活用について検証を進めていきます。11/10に開催する「ミートキャッチャー」で実証実験の一部を公開する予定です。また11/27には当園隣接の源小学校の教室と園を中継する遠隔授業の実証実験を行う予定です。今後の成果にご期待ください。

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Dynabook株式会社 代表取締役社長 覚道清文様他、実証実験に協力頂く皆様

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