緊急情報
更新日:2020年1月21日
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本市では、平成14~15年度に野生動植物生息状況調査を行い、その結果をもとに保護対策の基礎資料となる「千葉市の保護上重要な野生生物-千葉市レッドリスト-」を作成しています。
千葉市では平成4年度~7年度にかけて、野生動植物の生息状況及び生態系調査を行い、市域の自然環境や動植物の状況が学術的に明らかになりました。この調査の開始から10年近くが経過していることから、各種生物の分布状況を再把握するため、平成14~15年度に野生動植物生息状況調査を行い、その結果をもとに保護対策の基礎資料となる「千葉市の保護上重要な野生生物-千葉市レッドリスト-」をとりまとめました。
レッドリストは、絶滅のおそれがある野生生物種を保護の重要性の観点等からランク付けしたものであり、これ自体が法的規制等の強制力を持つものではありませんが、効果的な保護対策に活用できるよう、野生生物の分布や生息の状況を広く一般に理解していただくために情報提供するものです。
リストの作成にあたり、「千葉市野生動植物生息状況調査検討委員会(座長・岩瀬徹、千葉県立中央博物館友の会会長)」を設け、調査方法、選定方法、評価基準・カテゴリー、選定方針等を検討しました。また、各分類群の選定は、検討委員に加え当該分野の専門家を専門委員に委嘱し、必要に応じ分科会を開催して行ったほか、情報提供や現地確認調査に多くの関係機関や市民の協力をいただきました。
今回のレッドリストの評価対象としたのは、植物5、動物23、計28の分類群であり、リストに掲載された種数は、植物では維管束植物290種、維管束植物以外46種の計336種、動物では哺乳類11種、鳥類82種、両生・爬虫類19種、汽水・淡水魚類16種、昆虫類177種、その他無脊椎動物174種の計479種、合計815種です。このうち、X消息不明・絶滅生物174種、A最重要保護生物216種、B重要保護生物及びC要保護生物425種となっています。
また、市域における保護上重要な植物群落として38カ所が選定されました。
このページの情報発信元
環境局環境保全部環境保全課自然保護対策室
千葉市中央区千葉港1番1号
電話:043-245-5195
ファックス:043-245-5553
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