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更新日:2019年10月16日

野生動物による生活上の被害対策

近年、人の生活の場と野生動物の距離が近くなり、様々な生活上の被害が生じています。
これらを未然に防ぐためには、動物の生態・習性をよく知り、被害を回避できるような日々の生活を送る必要があります。
ここでは、皆様からの被害に関する相談の多いカラス・ムクドリ・ハクビシン等の生態・習性や被害を予防するための対策についてご紹介しますので、地域の取り組みに役立てていただきたいと思います。
なお、野生鳥獣である鳥類又はほ乳類の捕獲は「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」(鳥獣保護管理法)に基づき原則として禁止されています。

野生鳥獣は生活環境、農林水産業又は生態系に係る被害が現に生じているか又はそのおそれがあり、原則として被害等が防止できないと認められる場合のみ捕獲できることとなっていますが、捕獲にあたっては県知事の許可を取得する必要があります。


有害鳥獣に関する問い合わせ先
環境局環境保全課自然保護対策室
043-245-5195
※アライグマ・ハクビシン用箱ワナの貸出制度について

鳥獣の捕獲等許可
千葉県環境生活部自然保護課(外部サイトへリンク)
043-223-2058
野生動物による農作物被害等にお困りの農業者の方は、
千葉市農政センター農業経営支援課(TEL:043-228-6275)へご相談ください。

カラス

カラスの生活は?

  • 市内で見られるのは、主にハシブトガラス、ハシボソガラスの2種類です。
  • 生ごみも食べる雑食性で、4~7月にかけて街路樹や鉄塔などに巣を作り繁殖し、特に繁殖期は警戒心が強くなります。
  • 樹林地などで集団(数百羽~数千羽)で眠る習性(「カラスねぐら」と言います。)があり、市内では、数か所のねぐらが確認されています。

カラスが増えたのは生ごみが原因?

自然界でカラスは、卵を4つくらい産み、そのうち巣立つヒナは1羽だけでしたが、カロリーの高い生ごみなどを食べるようになり、餌に不自由しなくなってからは、産む卵の数が増えるとともに、巣立つヒナも3~4羽に増えているという報告があります。
まず、カラスの被害を減らすには、餌となる生ごみを減らすことが大切です。
たとえ捕獲しても、餌となる生ごみが多ければ、他から別のカラスが集まってしまい、根本的な解決にはなりません。

市では、生ごみの適正管理(カラスネットの活用やごみ出し時間の遵守など)を通じて、全体の生息数を減らしていきたいと考えております。

カラスの被害とは?

(1)ごみ置き場のごみの食べ散らかし
(2)繁殖期(4~7月)における巣に近寄る人への威嚇・攻撃
[威嚇の事例]
・存在を示すために大きな声で鳴く
・枝や木を落とす
・枝や電線をつつく
・濁った声(ガッガッ)で鳴く
[攻撃の事例]
・後方から爪の伸びた足で人の頭部を蹴りつける。
なお、前からの攻撃や飛びながらくちばしでつつくことはほとんどありません。
(3)ねぐら周辺での大量のカラスの鳴き声による騒音など

被害を防ぐには?

ごみの食べ散らかし、糞による汚れ、繁殖期の人への威嚇・攻撃など、街で生活する人とカラスとのトラブルが年々増えています。
被害を受けないためには、以下の予防策を講じることをお勧めします。

カラスを寄せ付けない工夫

  1. ごみ出し3原則(決められた日時、場所に、分別して出す)を守る。
  2. ごみは、市の指定袋で出し、生ごみを内側に入れ、外から見えにくいようにする。
  3. 食べ残しを少なくし、コンポスト容器を利用して生ごみを減らす。
  4. ごみ集積所の収集後の清掃など管理を徹底する。
  5. カラスネットなどを活用する。また、カラスネットにはおもりをつけ、横から入り込めないようにする。
  6. ペット類の餌の食べ残しを屋外に放置しない。
  7. 都市部では、巣の材料としてポリエチレンのひも、ビニール袋、針金ハンガーなど自然界にないものを使いますので、これらを放置しない。また、ゴミとして出す場合は、束ねて出すなど工夫する。
  8. 餌付けをしない。

※特に、早朝からカラスが群れ集まっているところは、不適切なごみ出し等により、生ごみが餌として容易に手に入る場所があることが考えられます。地域の皆さんのご理解・ご協力を得て、カラスのごみの食い散らかしを防ぐ対策を地域ぐるみ(自治会等)で行うことをお願いします。

市では1町内自治会につき2枚まで、サンプルとしてカラスネットの無償貸付けを行っています。ご利用を希望される方は、お住まいの区を担当する環境事業所にご相談ください。

担当 電話番号
中央・美浜環境事業所 043-231-6342
花見川・稲毛環境事業所 043-259-1145
若葉・緑環境事業所 043-292-4930

威嚇行動から身を守る工夫

  1. 威嚇の行動パターンをよく知る。
  2. 巣のある場所には、むやみに近づかない。
  3. 歩道の近くに巣がある場合は、迂回して通行する。なお、迂回できない場合は、日傘や帽子を使って後頭部を保護しながら通行する。
  4. 歩道橋、ベランダなどの巣よりも高いか同程度の高さの位置から巣を覗いたり、見つめたりしない。
  5. 追い回したり、物をぶつけるなどの攻撃はしない。

※繁殖期のカラスはなわばり意識が強いため、なわばり(巣を中心に20~100m程度の範囲)の外に出てしまえば、しつこく追ってくることはありません。また、威嚇や攻撃はつがいで行うことが多く、集団で人を襲うことはありません。

市では、公共施設や街路樹に巣があり、被害が予測される場合は、各施設管理者が対応しますので、お問い合わせください。⇒各施設管理者の連絡先


よくある質問Q&A

ムクドリ

ムクドリの生活は?

  • 雑食性で、木の実や果実などのほか、農林業上は有害な昆虫類を多数採食し、特に稲の害虫のニカメイチュウなどをよく食べることが知られており、益鳥でもあります。
  • 繁殖期:3月下旬~7月・・・この時期は、つがいを作って生活します。
  • 繁殖期以外は、「集団ねぐら」を作って休眠します。日中はエサを求めてあちこちへ分かれて行動しますが、夕方になると駅前の繁華街、街路樹や公園などに集まり、数百から数万羽単位の大規模なねぐらを形成します。
  • ねぐらの形成は、「夜行性の猛禽類から身を守るため」など諸説ありますが、明確な目的や条件などは、いまだ解明されていません。

ムクドリの被害とは?

近年では、平静な農村地域よりも、明るくにぎやかな都市部にねぐらを形成することから、人との距離が近くなり、鳴き声による騒音、糞害による汚損・悪臭などの生活被害が顕在化しております。
また、ムクドリは生きた昆虫類や木の実・果実などの捕食を主としているため、カラスのように人の残飯をあさることはあまりなく、生ごみの適正管理が直接ムクドリを都市部から遠ざけることにはなりません。

被害などを防ぐには?

ねぐらを移す工夫

  • ムクドリが嫌がる音声をスピーカーで飛来する群れやねぐらに向けて流す。
    ただし、長期間に及ぶとムクドリも慣れて効果がなくなってしまうことがあります。
  • ねぐらとなる樹木の剪定、またはネットにより樹木を覆う。
    ただし、近くの樹木や人工物などに群れが分散して移ってしまうことがあります。

被害のある地域は、人の多く集まる繁華街や建物の密集している住宅地などが多いため、一般的な駆除方法として考えられる猟銃の使用やネット捕獲等は困難です。
ムクドリ対策については、全国的にも抜本的な解決策が見つかっていないのが現状であり、千葉市では「追い払い」や「汚れた場所の清掃」が現在できる限りの策です。

市内の公共施設や街路樹などにねぐらがありましたら、以下の各施設管理者等までお問い合わせください。⇒各施設管理者の連絡先

今後も有効な対策について積極的に情報入手し、問題解決に努めていきます。

ハクビシン

ハクビシンの生活は?

  • ハクビシンの原産地は東南アジアですが、在来種か外来種のどちらとも判断できない動物で、現在は「移入種」とされています。
  • 頭胴長60cm前後、尾長40cm前後で尾は黒く長く、タヌキに似ていますが、鼻から額上部にかけて白い線のような毛が生えているのが特徴です。
  • 植物食中心の雑食性で、果実を好み、このほか、種子、小動物、鳥、鳥の卵などを食べる。熟した果実や野菜などを見つけると毎夜同じ路をたどって侵入するので、獣道が形成される。
  • 夜行性で、日中はねぐらで過ごし、夜間は餌をとるなどの活動をし、家屋のわずかなすきまでも侵入し、天井裏などにねぐらを作ります。

ハクビシンの被害とは?

  1. 家屋(天井裏など)へねぐらを作ることによる糞尿や騒音の被害
  2. 農作物被害、庭木やペットへの加害
  3. 増えすぎることによる生態系への影響など

被害を防ぐには?

ハクビシンの被害には、次のような特徴があります。

  • 天井裏や屋根裏で夜になると大きな音がする。
  • 天井に糞尿によるシミが浮き出ている。(天井裏などにたまった糞尿のため)
  • 庭や雨樋に動物の足跡が付いている。
  • 果樹類(ブドウや梨など)がかじられている。

ハクビシンを寄せ付けない工夫

  • 地域のごみ集積所などがえさ場となっている場合は、自治会や管理組合などに相談し、地域ぐるみでごみの管理を徹底する。
  • 収穫した残りの果樹の処理などを適切に行い、餌場にしない。
  • ペットフードなどの食べ残しをそのままにしない。

家の中などにハクビシンを入れない工夫

  • 物置の中などに保存食などがある場合は、出入り口を開けっ放しにしない。
  • 家屋等に住み着いた場合は、燻蒸剤などでいぶり出す。
  • 家屋等への侵入口を確認し、金網などでふさぐ。

市では、被害の拡大を防ぐために早めの対応をお勧めしております。生活被害でお困りの方を対象に箱わなの貸し出しを行っていますので、環境保全課(TEL:043-245-5195)へご相談ください。

アライグマ

アライグマ

 

ハクビシンによく似た被害で、アライグマによるものがあります。

アライグマは外来生物法により「特定外来生物」に指定されており、「千葉県アライグマ防除実施計画」に基づき防除に取り組んでいます。

アライグマについて、次の点にご協力ください。

  • 生活被害でお困りの方を対象に箱わなの貸し出しを行っていますので、環境保全課(TEL:043-245-5195)へご相談ください。ハクビシンやタヌキなど、間違えやすい動物がいますので、気をつけてください。
  • けっして餌づけはしないでください。
  • 可愛いからといって、触ったりしないでください。

野生動物については、生態や習性が十分解明できておりません。対策の実施に当たっては、市民の皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。また、効果的な野生動物対策に関する情報をお持ちの方は、ご提供をお願いいたします。

このページの情報発信元

環境局環境保全部環境保全課自然保護対策室

千葉市中央区千葉港1番1号

電話:043-245-5195

ファックス:043-245-5553

kankyohozen.ENP@city.chiba.lg.jp

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