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更新日:2021年8月26日

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千葉駅周辺の活性化グランドデザイン

策定の趣旨

     近年、千葉都心では、建築物の建て替えが進まず、まちが大きな変化をしていないことから、千葉駅周辺の求心力の低下が懸念されていました。
    しかし、JR千葉駅の駅舎・駅ビルの建替え、西口や東口で実施・計画されている再開発事業など、駅周辺でリニューアルの動きが出てきていることから、これを契機と捉え、まち全体のリニューアルによって魅力を高めていく必要があると考え、千葉都心全体の将来像や取組みの方向性を明確化するため、平成28年3月に「千葉駅周辺の活性化グランドデザイン」を策定いたしました。

     策定にあたっては、将来像実現のため、優先順位を付けた整備プログラムなども合わせて整理しています。

     なお、グランドデザイン策定以降、各所においてリニューアルの動きが更に活発化したため、駅周辺の開発動向や周辺関係者との意見交換を踏まえた上で、先行整備プログラムの見直しや追加をするとともに、各種統計データの時点更新を行い、令和2年12月にグランドデザインを一部改定しております。
      今後、この将来像をまちづくりに関わる全ての人が共有しあい、連携・協働して、まちづくりを進めていきたいと考えています。

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概要

(1)グランドデザインの範囲
①3つのエリア

JR千葉駅周辺は主にJR線によって物理的に3つのエリアに分断されていますので、グランドデザインでは、千葉都心全体の方向性のほか、東、西、北の3つのエリアごとに、特色等を踏まえた方向性を整理しています。

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[東エリア]

千葉駅周辺における業務・商業の集積地であり、特色ある商店街や、歴史・文化・観光資源を備えたエリア

(主な施設:美術館、科学館、郷土博物館、千葉神社)

[西エリア]

千葉駅の開業に併せて回遊性の向上が見込まれ、西口地区再開発事業等により、生活支援機能の充実が図られつつある、臨海部への玄関口

[北エリア]

公共施設等が充実した閑静で住みよい住環境と、駅にほど近く、四季の自然や水辺とのふれあい等の観光要素を持つ総合公園(千葉公園)を備えたエリア


②商店街の特色
 千葉駅周辺には複数の商店街があります。今後、駅周辺の活性化を目指して、皆で力を合わせてまちづくりを進めていくためには、これら商店街毎の特色をいかに活かしていくかが重要なポイントと考え、勉強会などを通じて、商店街の皆様に特色などを提案していただきました。

③先行整備プログラム
 グランドデザインで描いた将来像を実現するためには、骨格となる施設等の整備を、優先的・段階的に進める必要があります。そのため、駅からまちへと来街者を引き込み、更に、まちの中を回遊する動機となる施設等の整備を、先行整備プログラムとして位置付けています。

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(2)取組みの方向性
①千葉駅周辺の全体の方向性(将来像)
・千葉県内での求心力のあるまち
・働く人、学ぶ人、住む人、観光客など、多様な人々が集まり賑わうまち
・エリア間における機能分担・連携による多様な魅力のあるまち

【駅周辺共通】
●多様な魅力あるまちづくり
◇歴史・文化、文教、公共施設などの連携による回遊性の強化
◇都心居住の推進による賑わいの創出
◇ウォーカブル推進による「居心地が良く歩きたくなる」空間の創出
◇まちなかリノベーション推進による既存ストックの活用


②エリアごとの方向性
【駅前業務・商業コア】
◇百貨店や駅ビル・商店街の整備等からなる面的な駅前拠点を形成
◇建物更新に併せたビルの共同化などにより、県の核となる業務・商業機能の集積と強化
◇駅ビルから人の流れを引き込み、恒常的な賑わいを創出
◇ウォーカブル推進により、歩行者中心の空間を強化(歩車分離の促進 等)

【東エリア】
●多様な人が集い賑わうまちづくり
◇駅至近区域に駅前業務・商業コアを形成することで恒常的な賑わいを創出
◇歴史・文化などを感じさせるまちづくりにより、観光資源を効果的に発信
◇賑わいを発信する広場機能を導入し周辺地域へ賑わいを波及
◇商業施設の中高層部に居住機能を導入した複合居住施設の導入を促進
◇商店街など、通りごとの特色の有効活用

【西エリア】
●安心の生活を支援するまちづくり
◇臨港プロムナード沿いに賑わい機能を誘導
◇西口地区再開発事業や新千葉2・3地区再開発事業などの高度利用と医療・健康づくり・保育・
地域コミュニティなどの機能の導入により質の高い居住機能を導入
◇駅からのほどよい距離感を活かした多様な住まい方の選択と、戸建から共同住宅への更新
なども見据えた居住機能を導入
◇駅の開業に伴う歩行環境・回遊性の充実

【北エリア】
●公園や文教施設を活かしたまちづくり
◇千葉公園の再整備などに関連した公共施設などを再編・再配置
◇駅前の高度利用を促進し、生活利便施設、居住施設及びこれらの複合施設などを集積
◇駅前高度利用エリアの周辺地域においても現在の良好な環境を保ちつつ、より便利に住み
やすくすることで、居住機能を集積


(3)先行整備プログラム
①西銀座周辺再開発
 千葉駅からまちへと来街者を引き込むため、西銀座周辺区域における再開発事業など、建築物のリニューアルを促進することで、駅前に業務・商業コアを形成して、恒常的な賑わいを創出するとともに、歩車分離による歩行者中心の空間を強化したいと考えています。

②JR千葉支社跡地周辺整備(令和2年12月改定時に追加)
 駅・駅ビル・大型商業施設(百貨店等)との連携により、回遊性の起点となり「千葉の顔」となるような駅前空間の創出を目指します。


③中央公園・通町公園の連結強化
 中央公園や通町公園、千葉神社を一体的にとらえて、歴史的空間あるいは緑の回廊として活用し、千葉神社や千葉氏などによる「千葉らしさ」を感じるまちづくりを進めたいと考えています。

④千葉公園関連整備

⑤公共空間等を活用した賑わいづくり

・ウォーカブル推進

・リノベーションまちづくり

(4)グランドデザイン進行イメージ

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令和2年度

平成27年度

 

 

このページの情報発信元

都市局都市部都心整備課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所低層棟4階

ファックス:043-245-5627

toshinseibi.URU@city.chiba.lg.jp

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