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更新日:2023年9月21日

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9月21日は世界アルツハイマーデーです。

9月21日は世界アルツハイマーデー、9月はアルツハイマー月間です。

世界アルツハイマーデーは、今から30年ほど前の1994年9月21日、スコットランドで開催された第10回国際アルツハイマー病協会国際会議で、認知症への理解をすすめ、本人や家族への施策の充実、希望をもって暮らせるようになることを目的として宣言されました。

認知症が脳の機能の低下による病気で、アルツハイマー病がその代表的なものだということは、今は多くの方が知っていますが、30年前はどうだったのでしょうか。

千葉市も、毎年9月を中心に、認知症の理解を広めるためのイベントなどを実施しており、今年も、9月3日に、イオンモール幕張新都心を会場に「認知症を理解しよう2023秋」を実施しました。
この中で、2020年に自身が認知症であることを公表した漫画家の蛭子能収さんの講演会がありました。昨年に続いて2度目です。

なかなかうまく言葉が出てこないときなど、長いお付き合いのマネージャーの森永氏が言葉を補ったり、ヒントを出したり、時には蛭子さんの不思議な言葉に突っ込んで笑いをとったり、ほんわかとした1時間でした。
認知症と診断されたときどう感じたか、と参加者から質問され、蛭子さんは、自分は特に何がということはなくて、ただ、周りで何とかしようとしている人たちがごちゃごちゃしているな、と思ったそうです。
仕事をしてお金を稼ぐことが大好きという蛭子さんは、森永氏によると、カメラが回ると、シャキッとするそうです。

認知症になっても、急に何かが変わるわけではなく、これまでの人生が続いていくこと、これまでのキャリアを止めることなく活躍できる場があることがとても大切なこと、など、お話を聞きながら改めて感じました。

蛭子さんの書籍には、ご家族や森永氏など、周囲の方の思いや葛藤なども書かれています。
自分や家族がなった時どうしたらいいか、周りに認知症の人がいたらどう接したらいいか、症状も、家族、仕事、など周囲の状況も皆違うので、直面してみないとわからないことが多いと思いますが、認知症のことを理解する人が増えることが、認知症になっても安心して暮らし続けられる社会を作ることにつながるものと思います。

「認知症の人と家族の会」など当事者や家族、医療関係者など多くの人の尽力により、認知症への理解や支援が進んできました。
千葉市も、誰もが認知症があってもなくても、住み慣れた地域で、同じ社会の一員として暮らし続けられるよう、認知症の理解の促進、相談窓口の整備、認知症の方や家族への支援などに取り組んでいます。 詳しくは、市ホームページ「認知症ナビ」をご覧ください。 https://ninchisho-navi.city.chiba.jp/(外部サイトへリンク)

心配なことや気になることがある方は、お近くのあんしんケアセンターにご相談ください。https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/kenkofukushi/hokatsucare/anshincarecenter.html

このページの情報発信元

保健福祉局 保健福祉総務課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟9階

ファックス:043-245-5546

somu.HW@city.chiba.lg.jp

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