健康スローガン「自分の血圧知っていますか？」

千葉市特定健康診査の結果を見てみると、稲毛区は千葉市の平均値より血圧が高い傾向が続いています。

「自分の血圧知っていますか？」は、稲毛区の健康課題が高血圧であることから、令和５年度稲毛区地域健康づくり支援連絡会において、高血圧予防のためのスローガンとして決定しました。     

自分の血圧の傾向を知ることは、高血圧対策の第一歩です。普段から血圧を測定する習慣を身に着けることが大切です。

血圧とは？

血圧とは、心臓から全身に送り出された血液が血管の壁を押すときの圧力のことで、心臓が縮んだり広がったりすることで発生します。

血圧の値は、心臓から押し出される血液量（心拍出量）と、血管の収縮の程度やしなやかさ（血管抵抗）によって決まります。

心臓が１回収縮し拡張するごとに上の血圧と下の血圧が生まれ、血液が体全体にスムーズに送られるようになっています。                                                                                    

高血圧とは？

高血圧とは、血管内の圧力が常に高い状態をいいます。
長い時間続くと全身の血管に圧力がかかり、脳卒中や心筋梗塞、人工透析につながるような腎臓病を引き起こします。

しかし、高血圧でも自覚症状がない場合が多く、治療せず放置してしまう人もいます。

血圧の測定には、病院・クリニックなどで測る診察室血圧と、自宅で自分で測る家庭血圧があります。

自宅で血圧測定して、収縮期血圧（上の血圧）１３５ｍｍHｇ以上または拡張期血圧（下の血圧）８５ｍｍHｇ以上に該当すると高血圧の診断基準に該当します。
（単位：ｍｍHｇ）≪高血圧治療ガイドライン２０１９より≫

高血圧を予防するには？

稲毛区では、健康スローガン「自分の血圧知っていますか？」を掲げ、高血圧予防に取り組んでいます。

≪高血圧予防につながる３つのコツ≫

１、健診を受診する　２、血圧を測定する　３、減塩を心がける

健診を受診しましょう

健康診断を受診し、ご自身の健康の異常を早期に発見し、早めに対応することが大切です。

また、異常が見つかった時は、症状がないからと放置せず、早めに医療機関を受診することをお勧めします。

40歳以上74歳までの千葉市国民健康保険に加入している方を対象に、特定健診を実施しています。

千葉市特定健康診査・健康診査

血圧を測定しましょう 　

みなさんはご自分の血圧がどのくらいか知っていますか？
普段の血圧の傾向を知ることは、高血圧対策の第一歩です。普段から、血圧を測定する習慣を身に着けることが大切です。

血圧は、常に変動しており、季節や気温、時間にも影響されるため毎日一定の時間に同じ環境で測定することが重要です。

まずは自分の血圧を知ることが大切です！！   

≪血圧の測り方≫　 

血圧手帳できました！！

血圧測定した後は、きちんと記録をしておきましょう。

健康課では、血圧手帳を作成し配布しています。

血圧手帳　ダウンロードはこちら　⇀　　表紙（PDF：416KB）（両面印刷　短辺とじ）　

                                                               　記録用紙（PDF：211KB）（中裏で綴じてください）

減塩を心がけましょう

塩分をたくさん取ると、体内バランスを保つために水分を求めます。水をたくさん飲むと、血液量が増えるため血圧が上がります。

高血圧を予防するためには、食塩の摂取量を適切な量に抑えることが大切です。

減塩は心がけ次第。さあ、今日から実践してみましょう！  

☆　おすすめ！減塩レシピ

1. 豆とキャベツのサラダ（PDF：283KB）　     　     6. ひじき煮の焼きシュウマイ（PDF：542KB）　　　
2. 海藻サラダの白和え風（PDF：347KB）　　          7. チュモッパ風コロコロおにぎり（PDF：481KB）
3. きゅうりのからし醤油漬け（PDF：291KB）　　　8. 長いものシャキシャキチーズ炒め（PDF：397KB）
4. 豆まめごま和え（PDF：221KB）　　　　　　　　9. とまとろろ味噌汁（PDF：361KB）
5. つぶつぶドレッシングサラダ（PDF：260KB）

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