農業集落排水事業の概要

農業集落排水は農村下水道ともいわれ、し尿・生活排水などの汚水処理に重要な役割を果たします。

整備事業は緑区上大和田町・下大和田町、若葉区中野町・旦谷町など緑区・若葉区の一部ですが、千葉市の中でも農家数・経営耕地面積がある地域で、事業区域内の家庭・事業所から排出される汚水は処理場で浄化され、主に鹿島川から印旛沼へ流れ出ていくこととなります。

本市では昭和63年度に大和田地区から整備事業に着手し、その後、平川地区、本郷地区、野呂地区、中野・和泉地区、中田・古泉地区、谷当地区、富田地区、更科地区、平山地区の合計10地区で供用開始しています。

整備事業が完了したことで、農業用用排水の水質保全、農村環境が改善されるとともに、河川（鹿島川）・湖沼（印旛沼）などの公共用水域の水質保全につながっています。

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