更新日:2023年9月29日

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交通安全について(令和5年度)

 教育長の鶴岡です。

 厳しい夏の暑さも和らぎ、少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。

 本市の中学校体育大会や各種コンクール、発表会等では、多くの中学生の皆さんが日頃の成果を発揮され、さらに県・関東・全国大会に参加し、優秀な成績を収めることができました。改めまして、これまでの保護者の皆様のご理解・ご協力に感謝いたします。今後、小学校陸上大会、合唱コンクールなどの教育活動を実施して参りますが、引き続き、子どもたちが成長する姿を見守っていただければと思います。

 さて、今月21日~30日に「秋の全国交通安全運動」が実施されておりますが、子どもたちの交通安全については、各学校の安全指導主任を対象にした研修会等において、校内での安全教育の実施方法を示すとともに、交通事故の要因等を踏まえながら具体的な指導内容を例示し、適切な交通安全指導ができるように取り組んでいます。
 前期の市立学校における小中学生の交通事故発生件数は、昨年度同時期と比較して約1.9倍と非常に多くなっており、そのうち約半数は自転車乗車中であり、特に中学生が多いのが特徴です。令和5年4月1日から道路交通法の一部改正により、全ての自転車利用者の乗車用ヘルメット着用が努力義務となりましたが、事故に遭った子どもたちの多くは、ヘルメット未着用でした。
 警察庁のホームページには、「自転車乗用中の交通事故で亡くなられた方は、約6割が頭部に致命傷を負っている」ことや、「ヘルメットを着用していなかった方の致死率は、着用していた方に比べて約2.1倍高くなっている(平成30~令和4 調査)」ことが示されています。
 万が一に備え、頭部を守り交通事故の被害を軽減できるように、各学校でも警察や交通安全協会等と連携し実施している交通安全教室等の中で、ヘルメット着用の必要性について引き続き指導して参ります。加えて、道路を横断するときは「止まる・見る・待つ」の約束を守れるよう繰り返し確認して参ります。

 街中で自転車を利用している方を見かけると、様々なデザインのヘルメットを着用していることに気付きます。着用の必要性を理解しつつ、その姿に子どもたちが興味を持ち、ヘルメット着用率の向上につながることを期待しております。ご家庭でも、ヘルメット着用等、交通安全について話題にしていただき、一緒に考える機会をつくってみてください。

 もうすぐ秋休み、そして後期のスタートです。一人一人の心がけ、一歩ずつの歩みが、子どもたちを交通事故から守り、毎日の元気な笑顔につながることを願っております。

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